近況の方でもお伝えした通り、明日の中山競馬11レース・12月27日(日)中山11R GⅠ有馬記念(芝2500m)に我らがクレッシェンドラヴが出走します。
前日発売終了時点での前売りオッズは単勝112.1倍の13番人気と、前走時(最終オッズ432.9倍)よりは幾分売れている感じの倍率に。
実際、豪華メンバーが集ったとはいえ流石に前回よりは一枚落ちる相手関係、また自身の戦績や血統背景から舞台設定の好転も明らかで、前走時よりは注目度が高い(本命印が付いている新聞まで…)のは間違いないようですね。
他方、条件の好転と言えばコース変わりだけではなく冬枯れの掘れる馬場コンディションも歓迎で、後のオープン馬ウインイクシードを一瞬で置き去りにした霞ケ浦特別での走りが示す通り、冬開催の中山芝への適性は間違いないはず。
もちろん今回は当時とは全く違う相手関係、そして近走とは全く違う臨戦過程や最終追いの動きが普段より地味目に映る中で果たしてどれだけ食い下がれるかというのが主題になるかと思いますが、それでも前出の舞台変わりや前走大敗の経験を活かした競馬の形、そして新たに迎える鞍上と新味を求められるだけの下地は整ったと思いますから、明日のレースでは地力と適性の双方を活かして大敗に終わった前走からの巻き返し、そして世紀の大番狂わせの実現を期待したいと思います。