Starry Days

競馬のこと、一口馬主のこと。

【現在の出資馬】 14年産(現5歳世代)→ディメンシオン/クレッシェンドラヴ 16年産(現3歳世代)→グランソヴァール/ストームハート/エレナレジーナ 17年産(現2歳世代)→パーフェクトラヴ/キャッツアイ/アレアシオン/スノージュエリー 18年産(現1歳世代)→ゴッドフロアー'18/ステラリード'18/スイートマカロン'18

広尾TCの2021年2歳・2022年2歳馬新規募集でスイートマカロン' 19、ミスペンバリー' 19、レトロクラシック' 19に出資

 

 

表題の通り、広尾TCの2021年2歳・2022年2歳馬新規募集「2021年2歳・2022年2歳馬募集『Hiroo no REIWA』」にてスイートマカロン'19ミスペンバリー'19レトロクラシック'19の3頭に出資させていただきました。

 

今回は(既に全馬が満口御礼ということもあって)文字通り「出資した馬のご紹介」のみとなりますが、将来への期待や出資戦略の整理という意味も含め、各馬の出資理由についてもそれぞれ軽く触れておこうかなと思います。

 

 

(広尾サラブレッド倶楽部様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)

 

 

201907-1

ミスペンバリー' 19

 

1歳牡 栗東矢作芳人厩舎入厩予定

父:キズナ 母:ミスペンバリー(母の父:Montjeu)

19.03.29 生産:新ひだか・木村秀則牧場

募集総額:5000万円


まずは現役出資馬の代表格となる一頭ディメンシオンの半弟、キズナ産駒のミスペンバリー'19

 

母系の話については過去に幾度も触れてきたので省きますが、今年に入っても母ミスペンバリーの15歳時の産駒となる7番仔パンサラッサが3歳夏にして早くも重賞連対でのオープン入りを果たすなど、下地の良さに加えて高齢ながら活力も十分。

 

そもそもが乱暴な言い方をしてしまえば血統表上では3/4ディメンシオン=GⅡ青葉賞2着のエタンダールや怪我さえ無ければ競走成績は全く違うものになっていたであろうクリサンセマムマグナムインパクらと非常に近い血統構成という上質な出自で、近年稀に見るほどの争奪戦(先着順の受付で、30分で満口になったとか…)が発生するのも頷ける一頭だと思いますから、本馬には過去の出資馬中最高額となる5000万円という募集額に見合った、あるいはこの数字すらも過小に見えるほどの大活躍を期待したいと思います。

 

 

  

201910-1

スイートマカロン' 19


1歳牡 栗東・高柳大輔厩舎入厩予定

父:ダンカーク 母:スイートマカロン(母の父:Tale of the Cat)

19.03.12 生産:新ひだか・木村秀則牧場

募集総額:1800万円

 

続いては現役ではグランソヴァールキャッツアイ、2歳の育成馬ではキャットウォーク、そして過去の出資馬ではゼロカラノキセキパワーバンドの半弟となるスイートマカロン'19。

 

お馴染みの賢母スイートマカロンの仔で、上記の半兄半姉は育成段階で大きな頓挫のあったパワーバンドを唯一の例外として全馬が勝ち上がり、これに非出資だった長兄デストリーライズを足してのクラブ所属馬の中央勝ち上がり率80%という数字は驚異的の一言。

 

直近の出来事で見ても種牡馬成績で苦戦が続くスピルバーグとの間に中央で3戦1勝2着2回のキャッツアイを出してきたのは母の名声を更に高める出来事だったと思いますし、さらに本馬は現段階でその代表産駒と言えるグランソヴァールの全弟いうことで、期待値の高さは言わずもがな。

 

その全兄との比較では、本馬スイートマカロン'19の方が「馬格が一回り小さい分、全体的なまとまりが良い」ということで、この違いが素軽さや器用さ、あるいは一戦ごとのダメージの大きさといった現状の兄の弱点をカバーする形で出てくれるのではという思惑も持てますから、本馬には全兄を筆頭とした優秀な兄姉たちに勝るとも劣らない、砂上での大活躍を見せてもらいたいと思います。

 

 

 

201912-1

レトロクラシック' 19

1歳牡 美浦田村康仁厩舎入厩予定

父:エイシンフラッシュ 母:レトロクラシック(母の父:ディープインパクト)

19.04.04 生産:新ひだか・木村秀則牧場

募集総額:1200万円


そして三頭目が元クラブ所属馬の母レトロクラシックの初仔、レトロクラシック'19。

 

このエイシンフラッシュ×ディープインパクトという組み合わせからは大舞台で活躍する産駒までは現状まだ出ていないものの、レッドライデンルイジアナママなど中央1~2勝級で勝ち負けしている馬はまま出ていますし、現3歳世代までの中央デビュー馬の勝ち上がり率53%というのも悪い数字ではないでしょう。

 

また、この2頭は父と母父だけでなくミスプロ系のクロスを抱えているという部分でも本馬レトロクラシック'19と共通しており、このうちレッドライデンは春先のGⅢファルコンSでも直線で進路さえ開けていれば或いはというシーンがあったのは記憶に新しいところで、先々はさらに上のクラスでもという期待が持てそうな一頭ですから、総じて父の産駒としては安定感と爆発力を兼ね備えた、期待値の高い配合になっているように思います。

 

他方、父の産駒は気性面の問題からか前なり後ろなり極端な競馬が求められる傾向が見えていると思いますが、本馬の場合は母レトロクラシックの現役時代のスタイルもあり、イメージしやすいのは前での競馬。

 

いずれにしても良く知った2頭の間の仔というのはそれだけで色々な想像をさせてくれるものですから、このレトロクラシック'19にも父母のような息の長い走り、両親の名声を高めるような活躍を期待したいと思います。

 

 

 

…ということで、今次募集で出資させていただいた3頭、スイートマカロン'19ミスペンバリー'19レトロクラシック'19のご紹介でした。

 

同期となる19年産世代では前回募集まででステラリード'19ゼロカラノキセキ'19、そしてレディバウンティフル'19の3頭に出資していますので、これで19年産の出資馬は6頭と、世代別では過去最多の大所帯に。

 

あらためてその一覧を見てみると過去の出資馬たちの弟妹、現役時代を良く知る馬たちの直仔、更には古風な血統を持った他牧場産の変わり種と、質・量に加えてバラエティも非常に豊かなラインナップになったなあと。

 

そういった事もあってこれらの馬たちが今後どのような足跡を歩んでいくのか興味は尽きませんが、ひとまず競走馬としてのデビューや競馬場での活躍は早くても来年の春以降、まだまだ育ち盛りの若駒たちで仕上がりの遅速や能力云々の事を考えるのも夏を過ぎての話ということになりますから、今は各馬揃って怪我や頓挫の無いままに日々を過ごし、競走馬としての下地を整えておいてもらえればと思います。