Starry Days

競馬のこと、一口馬主のこと。

【現在の出資馬】 14年産(現5歳世代)→ディメンシオン/クレッシェンドラヴ 16年産(現3歳世代)→グランソヴァール/ストームハート/エレナレジーナ 17年産(現2歳世代)→パーフェクトラヴ/キャッツアイ/アレアシオン/スノージュエリー 18年産(現1歳世代)→ゴッドフロアー'18/ステラリード'18/スイートマカロン'18

18年産世代の競走馬名が決定&出資馬リスト2020 ②2歳馬編

 

最早いつの話だという感じになりつつありますが、現2歳世代の各馬の競走馬名が決定したとのことですので、 未成だった同世代の出資馬リストと合わせ、この期にリストアップしていこうと思います。

 

 

ラヴマイウェイ(ハイアーラヴの2018)

 

ジャスタウェイ
母ハイアーラヴ(母の父Sadler's Wells)

生産:木村秀則牧場


牝2歳 美浦・林徹厩舎入厩予定

募集総額:2800万円

 

まず一頭目は、おなじみ(?)の母ハイアーラヴの日本での5番仔・ラヴマイウェイ(ハイアーラヴ'18)。

 

で、出資馬としては既に繁殖のイメージの方が強くなってきているルックオブラヴ、2頭の兄クレッシェンドラヴキングオブハーツ、そして屈腱炎によって引退を余儀なくされた現3歳のパーフェクトラヴの半妹に当たります。

 

そのパーフェクトラヴとの比較では父がオルフェーヴルからジャスタウェイに変わる=血統構成がクレッシェンドラヴの3/4同血からキングオブハーツの3/4同血となるのがどうかという所ですが、同馬も(結果的には未勝利のまま現役生活を終えてしまったものの)身体能力自体は良いものを持っていたと思いますから、構造的欠陥から大成が叶わなかった兄の分まで、ターフでの活躍を大いに期待したいと思います。

 

 

 

キャットウォーク(スイートマカロンの2018)

 

スピルバーグ
母スイートマカロン(母の父Tale of the Cat
生産:木村秀則牧場

 

募集総額:1200万円
牡2歳 美浦尾関知人厩舎入厩予定

 

2頭目は過去の出資馬ゼロカラノキセキ・パワーバンド・グランソヴァールの半弟、そして先月の阪神競馬で初勝利を挙げたキャッツアイの全弟となるキャットウォーク(スイートマカロン'18)。

 

そんな姉キャッツアイとの比較で見ると、本馬は1つ違いの全弟ながら性別が牝馬から牡馬に変わって募集額が(それも4割ほど)下がるという、不思議な募集額の変動が話題となったこともありました。

 

この数字が意味する所は現時点では分かりませんが、兄姉2頭の躍進はこの値付けが決まった後の事でしたから、今となってはお買い得物件だったのかなと。

 

一方で馬自身に目を移すと、半姉が勝ち上がりを決めた直後というタイミングでボーンシストを発症、しばしの休養入りという残念な出来事が。

 

トラックコース乗り出した矢先の一頓挫、それも短くない休養期間を要するアクシデントとなってしまいましたが、元より晩成の系統でもありますので、この試練を乗り越えた先で大成してもらえればと思います。

 

 

 

アイルオブラヴ(ルックオブラヴの2018)


ミッキーアイル
母ルックオブラヴ(母の父King's Best)

生産:木村秀則牧場


募集総額:1000万円
牡2歳 美浦高柳瑞樹厩舎入厩予定

 

3頭目は前出の(元)出資馬ルックオブラヴの初仔アイルオブラヴ(ルックオブラヴ'18)。

 

中央未勝利に終わった母の初仔となりますが、地力確かな母系にスピードのある母父と父の組み合わせで「パワーと持続力で押し切るタイプの芝マイラー」という活躍のイメージが描きやすく、この価格帯からでも大化けの期待は十分。

 

他方、ダートでの勝ち星が先行している高柳瑞樹厩舎が芝向きに見える本馬をどのように仕上げてくるのかというのも注目ポイントになってきますし、何より長くお付き合いさせていただきたい系統の長男ということもあり、いろいろな意味で注目度の高い一頭です。 

 

 

 

ゴッドシエル(ゴッドフロアーの2018)


エピファネイア
母ゴッドフロアー(母の父ハーツクライ

生産:木村秀則牧場

募集総額:2960万円
牡2歳 栗東松永幹夫厩舎入厩予定

 

4頭目は(元)クラブ所属馬ゴッドフロアーの初仔・ゴッドシエル(ゴッドフロアー'18)。

 

その母自身はキャリア3勝の全てを小回りコースで挙げているものの、不器用さが目立つ一方でスタミナと地力は申し分なしという父と母父の組み合わせですから、競走馬としてのイメージは地力と体力を武器に長い脚を使って捲り上げていく中長距離馬という感じで、(サドラーは遠くなりますが)ちょうどクレッシェンドラヴに近い印象。

 

ともあれ、前出のルックオブラヴとは違い出資馬ではなかったものの、こちらも現役時代をよく知る母の仔ですから、まずは初仔となる本馬の活躍により、母の繁殖としての前途を洋々たるものにしてもらいたいと思います。

 

 

 

カイザーノヴァ(ステラリードの2018)

 

父モーリス
ステラリード(母の父スペシャルウィーク

生産:木村秀則牧場

募集総額:1800万円
牡2歳 栗東矢作芳人厩舎入厩予定

 

そして5頭目、こちらもクラブおなじみの母の仔で、過去の出資馬としてはエンジェルリードの半弟に当たるのがカイザーノヴァ(ステラリード'18)。

 

そのエンジェルリードを含め、これまでにクラブで募集された半姉たちは馬格や脚元の問題で残念ながら大成することが出来ませんでしたが、これらの問題が無かった現3歳の4番仔パラスアテナ新馬戦で2着と順調な滑り出しを見せたように、やはりマルゼンスキースペシャルウィークの流れを汲むステラリードの繁殖としてのポテンシャルは相応に高いはず。

 

そしてまた、本馬自身もロベルト父系の牡馬、それも自身が重賞ウイナーで血統背景もしっかりしている母ステラリードが送り出す初の牡駒ということで手頃な募集価格からでも一発大物の期待は十分ですから、この後に控える19年産のカナロア産駒の半弟(出資済)と並び、母の名を更に高めるような活躍を見せてもらいたいと思っています、

 

 

 

…ということで、今年デビューとなる2歳勢の布陣は上記の通り、関東3頭・関西2頭の5頭体制。

 

こうして見ると5頭の出資馬が揃って木村秀則牧場の生産馬で、その中でも牡馬:牝馬の比率が4:1。

 

このうち生産牧場が固まっているのは出資の方向性(自家生産馬の重視)から当然としても、牡牝の頭数の差は偶然と言いますか、出資理由に「牡馬だから」が入るのは上記のカイザーノヴァくらいで、他は性別を気にせず出資しましたので、「欲しい馬を選んだら偶々こうなりました」という感じでしょうか。

 

ともあれ、各馬ともに競馬場でのデビューはおろか本格的な乗り出しもまだまだ先、また年長馬たちの相次ぐ戦線離脱や世の中の情勢から無病息災の尊さを強く感じる昨今でもありますので、まずは健康第一をスローガンに、怪我なく無事に育っていってもらえれば。

 

この仔たちがデビューする頃に世情がどうなっているかは全くもって不明瞭ですが、とにかく今はそれぞれの競馬場での活躍を心待ちにしながら、この先の各馬の健勝を祈りたいと思います。