(広尾サラブレッド倶楽部様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
グランソヴァール
20.03.05
3月8日(日)阪神10R 播磨ステークス(3勝クラス・ダ1400m)に岩田康誠騎手にて出走予定。
「昨日の追い切りは最後で反応していましたし、乗り手の感触も良かったみたい。力を出せる状態になっていると思います。昇級戦になりますが、今回はハンデ戦ですし、コースや輸送に問題がないことは前走が示すとおりですからね。ダート1200m戦はさすがに忙しいと思っていただけに、取りあえずは除外されることなくうまく出走が叶ってくれて良かったです」(尾関調教師)
今週末の阪神戦・3月8日(日)阪神10R 播磨ステークス(4歳以上3勝クラス・D1400m、ハンデキャップ競走)に向けて美浦で調整が続けられていたグランソヴァールですが、水曜日にはWコースでの最終追いを消化して態勢を整え、同レースへの出走も確定させてきました。
今回は登録段階で手を上げていた馬の多さから「無事の出走が叶うかどうか」が一つのキーとなっていた一戦で、実際に11頭の非当選除外馬が出ている(=27頭の出馬投票があった)ように、無事の出走が叶う可能性は五分五分となっていた局面。
そしてまた、本馬自身が過去に1/17の確率の外れクジを引き当てた前科(?)があるだけに、今回は「除外されることなくうまく出走が叶ってくれて良かった」、これがまずは何よりですよね。
とはいえ今回は強豪ひしめく準OPクラスへの昇級戦、まずは力関係の比較からというのがセオリーなのでしょうが、過去の競馬内容から相手のレベルが上がって序中盤から締まった流れになった方がむしろ競馬がしやすいタイプのようにも思いますし、また尾関先生の言にもある通り、関西圏への輸送や阪神コースへの舞台変わりを苦にしないことも前走で証明済。
そしてもちろん、グランソヴァール自身が備えている地力もメンバー上位のものがあると思っていますから、ここも連勝の勢いと明け4歳の充実度、そして抽選突破の余勢を駆って、昇級初戦からでも好レースを見せてもらいたいと思います。