(広尾サラブレッド倶楽部様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
パーフェクトラヴ
19.07.29
デビューに向けての目処を立てるべく、27日(土)に札幌競馬場に再入厩しています。
19.08.01
札幌競馬場在厩。昨日、ダートコースにて追い切られています。
「環境の変化に戸惑って見せたり、馬房内で落ち着きを欠いたりと、煩くすることもありますが、乗るとそこまでではないですね。状態自体は良好ですし、稽古の動きも悪くありませんので、8月17日(土)札幌5R 2歳新馬・牝(芝1500m)を目標に進めていきましょう。来週は、藤岡康太騎手を乗せて追い切ってみようかと思っています」(高柳大調教師)
先月の中頃に一度札幌競馬場に入ってゲート試験を受験し合格、その後は再び北海道のシュウジデイFに戻って調整されていたパーフェクトラヴですが、先週の土曜日に「デビューに向けての目処を立てるべく」札幌競馬場に入厩したとのこと。
また、そのまま水曜日には同場のダートコースで速めの時計を出し、今週の近況では「8月17日(土)札幌5R 2歳新馬・牝(芝1500m)を目標に進めていきましょう」と早くもをデビュー目標としている事が示されるなど、早期の実戦投入に向けて予想外の(?)急展開を迎えています。
晩成傾向の強そうな血統背景、そして(前回の)札幌入厩前後の動向からパーフェクトラヴの今後については「まずは牧場で一息入れて、始動は早くても暑さが和らぐ時期になってから」というのが大方の予想だったろうと思いますし、実際に私もそう思っていましたので、今回の札幌競馬場への再入厩および高柳先生から札幌開催での実戦投入が現実的な目標として明示されたことは良い意味でイメージと違う、想定外のアクションでした。
この動きが厩舎陣営と外厩サイドとの間で何らかのやり取りがあった結果なのは想像に難くありませんが、いずれにしてもパーフェクトラヴのシュウジデイFでの乗り具合が認められた結果であることは間違いないはず。
あとはここからの2週間を怪我無く順調に過ごしつつ、トレセンレベルの調整にもしっかりと応えて地力も更につけながら、実戦投入に向けての態勢をしっかりと整えていってもらえればと思います。