Starry Days

競馬のこと、一口馬主のこと。

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出資馬出走結果(7/7)クレッシェンドラヴ、嬉しくも悔しい重賞初連対

 


先週日曜の福島競馬11レース・7月7日(日)福島11R GⅢ七夕賞(3歳以上オープン・芝2000m、ハンデキャップ競走)に出走したクレッシェンドラヴは2着でした。

 

 

(広尾サラブレッド倶楽部様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)

 

 

クレッシェンドラヴ

 

19.07.07


まずまずのスタートから、道中は後方集団を追走。3角より外めを回って進出を開始し、直線で前を行く12番を懸命に捉えにかかりましたが、3/4馬身差及ばず、結果2着での入線となっています。


「前走で脚をはかっていましたので、今日は3角過ぎから動いて行く競馬を。ちょうど前にいたミッキースワローが相手だと思ってついて行ったのですが、向こうも強い馬ですからね。それでも決してハンデに恵まれたわけではなく、重賞のこのメンバーを相手に勝ち負けできているのですから、力をつけていると思いますし、これからも楽しみです。ただ、あそこまでいったら勝ちたかった…。今日は自分に運がなかったです」(内田騎手)


「(転厩後)初めての重賞、それも決して展開やハンデ、メンバーなどに恵まれたわけではない中、力でこうやって2着にきましたからね。いい競馬だったと思いますし、頑張って走っていると思います。でも、あそこまでいったら勝ちたかったというのが本音です」(林調教師)


◆惜しくも重賞制覇とはいきませんでしたが、セントライト記念からおよそ2年。勝ち馬との差を大きく縮めることができたのは、自身がしっかりと力をつけ、確かな成長を遂げた証と言ってもよいでしょう。なお、このあとは充実期突入への原動力ともなった牧場・トレセン間のルーティンを重要視。9月22日(日)中山11R オールカマー(GⅡ・芝2200m)あたりを意識し、いったんリフレッシュ放牧を挟む予定となっています。(HTC)

 

 

まずまずのスタートを切るも一歩目は遅く、序盤はいつものように後方から。

 

行く馬を行かせて内に切りつつ、後方馬群の外目に位置を取ったところで1コーナーを回ります。

 

その間に馬群の遥か前方では注文通りハナに立ったマルターズアポジーの逃げにタニノフランケルロードヴァンドールがついて行き、さらに前との間隔を空けずに追走していったカフェブリッツ・ストロングタイタン・ブラックスピネルなど2列目3列目の馬たちの動きにも引っ張られ、レースは序盤から早くも縦長の展開に。

 

そんな後続の動きにも我関せずでラップを刻むマルターズアポジーはテンの3ハロンを12.2 - 11.0 - 11.1で入り、5F標識を58.0で通過。

 

この時計で走っていながら後続各馬は大きく離れてはおらず、そのうえ番手に付けていたパワー型の先行馬が残り800m付近から徐々に進出を開始するなど、レースは大方の予想通り地力とスタミナが問われる流れと展開になっていきます。

 

一方で後方馬群の外目を追走していたクレッシェンドラヴは3コーナー付近から徐々に進出を開始、鞍上のアクションにも促されながら前走同様に馬群の外目を押し上げていき、3コーナーで早くも中団馬群を抜き去ると4コーナーでは連れるように動いたミッキースワローと共に先団馬群に接近、これらを射程圏に入れつつ直線へ。

 

直線に向いてもその伸び脚は衰えず、坂の手前で早くも先行各馬を外から飲み込んでいき、後は同じく捲っていく競馬から先に抜け出したミッキースワローを捉えるだけという展開に。

 

そこからは再度の顔合わせとなった同期のライバルにただ一頭「堂々と」襲い掛かったものの、粘り込みを図るミッキースワローの脚勢もまた衰えず、最後の坂を上っても2馬身ほどの差が。

 

それでも最後まで懸命に差を詰めて体を合わせるところまでは行ったものの、一気の脚で差し切るまでには至らず、最後はその差を1馬身から半馬身にまで詰めたところがゴール板。

 

結果、勝ち馬から僅かに3/4馬身差、時計にして0秒1差の2着でレースを終えています。

 

 

 

…ということで、我らがクレッシェンドラヴの2年ぶりにして2度目の重賞挑戦は、表題の通り嬉しくも悔しい2着(2番人気)という結果になりました。

 

オープン初戦だった前走・L福島民報杯に続いての2着、それも今後に向けて賞金を加算しつつ重賞制覇へのメドも完全に立てる好内容の2着とあって喜ばしい事ではあるのですが、これまた前走に続いて勝ち馬との着差が着差だけに、あと一歩のところで勝利を逃してしまったという悔しい気持ち、鞍上の言を借りて「あそこまでいったら勝ちたかった」という贅沢な(?)思いがあるのも確か。

 

もちろん前出のように結果を除けばレース内容は文句なしで、また賞金的にも1000万特別を勝つよりも多くの賞金(1600万円+手当等)が入ってきたわけで決して悪い話ではないのですが、夢にまで見た重賞制覇の瞬間が現実のものとして目前に見えるところまで来ていただけに…うむむ、なんとも複雑な気持ちです。

 

 

とはいえ、後から冷静になってレースを見返してみれば、これはもう勝ったミッキースワローが強かったとしか言いようがないレースでしたよね。

 

こちらにしてみれば勝負所でのペースアップへの反応の差、そして4コーナーで寄られるロスがあった分の差などは確かにありましたが、それを抜きにしても勝ち馬のレースぶりは見事なもので、トップハンデの馬に重賞ウイナーの貫録を見せつけられ、2年前のGⅡセントライト記念で当たった壁に再び弾き返された感じはあるかなと。

 

それでも、3着以下の後続他馬に3馬身という決定的な着差を付けているように我らがクレッシェンドラヴ自身もはっきりと強い競馬をしており、また2年前のセントライト記念の時には6馬身以上あったミッキースワローとの差を、今回のレースでは3/4馬身差にまで詰められたのは確かな収穫。

 

勝利という最高の結果を得ることが出来なかったのは残念でしたが、それでも今回は同期の強豪を相手にこの2年間の成長と進歩、そして今の充実度と勢いを十分に見せつけるようなレースをすることは出来たかなと思います。

 

 

また、今後に向けては(中間に坂路でしっかりと追われ、意欲的な最終追い切りも消化しながら)前走比+8kgの馬体増で出走しつつ結果もしっかりと残すことが出来たというのも大きな収穫で、ここに来ても字面の血統の通りまだまだ成長の余地があると思いますし、更にもう1段2段のパワーアップも十分に見込めるはず。

 

特に、次走候補となっている「9月22日(日)中山11R オールカマー(GⅡ・芝2200m)」には今回の勝ち馬ミッキースワローに加えてウインブライト・レイデオロリスグラシューといった本物中の本物が参戦してくる見通しとなっているだけに、ここで結果を出すにはこの夏を越えての更なる成長、もう一段のパワーアップは必須。

 

そしてもちろん、クレッシェンドラヴ自身の伸びしろも心身共にまだまだ十分にあると思っていますから、ここから更なる成長と進化を見せて次回こそは待望の重賞制覇を、そして名だたる実績馬たちを相手取っての大物食いを共に成し遂げて、いよいよ始まる秋の古馬王道戦線に名乗りを上げてもらいたいと思います。