Starry Days

競馬のこと、一口馬主のこと。

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出資馬出走結果(4/14)クレッシェンドラヴ、悔しい敗戦もオープンに壁なし

 

先週日曜日の福島競馬11レース・4月14日(日)福島11R L福島民報杯(芝2000m、ハンデキャップ競走)に出走したクレッシェンドラヴは2着でした。

 

 

(広尾サラブレッド倶楽部様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)

 

クレッシェンドラヴ

 

19.04.14


差のないスタートから、前半は後方を追走。3角手前より位置取りを上げて行き、4角で早めに先頭を窺い直線を迎えましたが、ゴール前で半馬身差交わされ、結果2着での入線となっています。


「勝った馬は東京で32秒台の脚を使っている馬ですからね。ヨーイドンになると分が悪いので、とにかく勝ちに行く競馬をしました。前がビュンビュン飛ばしてバテ気味になったこともあり、馬ナリでスーッと上がって行くことができたのですが、結果的には勝ち馬に一番いい展開になってしまいましたから…。かえって『ジッとしていれば』という思いもないわけではありませんが、あの馬を負かすには、やはり今日のような競馬しかなかったですよね。それでもオープン初戦、同斤量で差のない競馬をしていますし、こうやって勝ったり負けたりしていく中でさらに強くなってくれるはず。これから先も楽しみです」(内田騎手)


「正直、長距離輸送がどれくらい影響するのか読めないところもありましたので、気持ちだけ余裕のある作りでトレセンを出発。結果的には輸送を問題にしませんでしたね。そういった状況下でもオープン初戦で差のない2着ですし、勝てなかったのは悔しいですが、よく頑張っていると思います。これで福島に使う上での作り方も見えてきましたし、またひとつ収穫のあるレースになりました」(林調教師)


◆何とか勝ち切りたいところでしたが、走破時計は速く、勝ち馬と同斤で差のない内容。自分から動いて行ったことを考えれば、こちらも強い競馬をしてくれていますので、今後が益々楽しみになってきます。なお、このあとは、「適度にレース間隔をあけて、引き続き大事に使っていく方向で」(師)。まずは回復具合を確認しつつ、夏から秋に向けてのスケジュールを検討していく予定です。(HTC)

 

 

一歩目で少し右にヨレるような発馬となり、序盤は例によって後方から。

 

そのまま行く馬を行かせつつ外目に進路を取って後方馬群の中ほど、そこから更に外へと切って後方馬群の外目に出たところで向正面に入ります。

 

その間に前では2枠の2頭によるハナ争いが展開され、これに先行各馬が競い合うようにしながら付いて行ったことで2~3F目には10.4-10.7というラップが飛び出し、1コーナー時点で早くも先頭から最後方までの差が30馬身はあろうかという、超が付くほど縦長の隊列に。 

 

レースはそのまま淀みなく流れ、クレッシェンドラヴ自身も前の様子を窺いながら後方外目を追走していましたが、5F地点で鞍上の内田Jが意を決したかのように手を動かしていくと、これに応えて外から一気に進出開始。

 

残り800m地点で中団外目に取り付くとそこから更に脚を伸ばし、3コーナー地点では早くも先頭を行くアグネスリバティに肉薄、そして直線入り口でこれを交わして一気に先頭に立つ強気のレース運びで、あとは後ろを抑え込むだけという競馬になります。

 

そこから直線に入ると今度は自身の進出に合わせて動いてきた差し馬が外から殺到、中でも早くから併走の形になっていたレッドローゼスの手応えは良く、残り200m地点からは同馬と叩き合いながらゴールへと邁進。

 

そこへ更に後方からカデナアウトライアーズといった後続各馬が迫ってきますが、前を行くクレッシェンドラヴとレッドローゼスは併せ馬の形でこれら後続の追撃を振り切って逆に突き放したため、勝ち馬は2頭に絞られることに。

 

そのまま2頭で叩き合いを続けつつゴール板に飛び込んだものの、最後は外のレッドローゼスの身体がグイと伸びたところでゴールイン。

 

勝負どころから目標にされる形になりながら懸命の抵抗を見せたものの、最後は僅かに半馬身及ばず、結果2番手での入線となりました。

 

 

…ということで、クレッシェンドラヴのOPクラスへの昇級戦は勝ち馬と0秒1差、着差にして1/2馬身差の2着(2番人気)という事になりました。

 

敗れたとはいえ上記のように競馬内容は非常に濃く、見た目的にも十二分に見せ場を作って勝ち馬との着差も僅かに半馬身と、昇級初戦から早くもオープン通用、どころか重賞でもあるいはという手応えを掴めるようなレースを見せてくれたのは立派の一言なのですが、これまた前出のように勝ち馬との着差が着差だけに、レースを終えては悔しい気持ちの方が先に出てしまったというのが正直なところ。

 

内容的にも時計的にも勝っていて全く不思議がないと言えるだけのレースをしてくれているだけに、勝負所での勝ち馬との目標にする側される側の関係が逆なら、という思いは大で…いやいや、本当に悔しいレースになりました。

 

今回は自身が早めに動いたことで結果的に相手にとって絶好の流れになってしまったこと、また週中にも触れたように勝ち馬に対してのハンデ54㎏は軽かったということもあったと思いますが、何よりも(勝ち馬に騎乗していた)蛯名Jと内田Jは共に「切れ味はレッドローゼスの方が上」という意識を持っていたようで、この差が最終的にベテラン二人の仕掛けのタイミングというか、相手を待つ・待たないの選択、そして着順を分けることになったのかなと。

 

 

とはいえ、あれだけ長く脚を使い続けるような競馬になれば並の馬なら最後は脚が上がっていて然るべきで、特に後方からドンピシャの展開で差してきたカデナ・同じく前崩れの展開を熱望していたであろうアウトライアーズという2頭の差し馬には交わされていただろうと思いますからね。

 

そういう意味では敗戦の中でもOPクラスの相手関係に入っても全く見劣りしないだけの脚力とスタミナを持っていることは十分に示してくれたと思いますし、また昇級初戦からこれだけ走れるのであれば近いうちに再びチャンスが来るだろうとも思いますから、レース直後で気の早い話ではありますが、次走次々走に向けての期待は高まるばかり。

 

もちろん、続けての好走に向けてはクレッシェンドラヴ自身の健康と快調が第一ですから、まずは厩舎に戻って激戦の疲れをしっかりと癒し、再び万全のコンディションを整えたうえで臨む次回は前走以上の結果、そして待望のタイトル奪取を大いに期待したいと思います。