(広尾サラブレッド倶楽部様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
フッフール
19.03.28
3月30日(土)阪神7R 500万下(ダ1400m)に小崎綾也騎手にて出走予定。馬体重442kg(3/26測定)
「時計が出やすい馬場になっていますので数字を鵜呑みにはできませんが、目一杯に追ってのタイムではありませんからね。いい動きだったのではないでしょうか。脚元などに大きな問題はなく、ここまで順調にきており、それなりに力は出せる状態に。あとは中央の500万クラスでどれだけやれるかだと思います」(中村助手)
…ということで、3歳のうちに名古屋競馬で2勝を挙げて中央の舞台に返り咲いた我らがフッフールが、明日の阪神競馬7レース・3月30日(土)阪神7R 4歳以上500万下(D1400m)でいよいよ中央競馬への復帰戦を迎えます。
前日夜23時現在の前売りオッズは、単勝69.0倍の15番人気…ですか。
まあ、ここは混合戦で相手関係もそれなりに揃っていますし、馬自身の戦歴からも予想する側とすれば中央500万では様子見からというのは妥当なところで、この人気も致し方なしでしょう。
また、枠順は5枠10番になりました。
内過ぎず外過ぎずという所の偶数番、それも左右の馬が急かして行くタイプでは無いというのも好材で、なかなか良い所を引いて来てくれたかなと。
あとは中央1勝級のペースで序盤の追走がどうかという所で、こればかりはゲートが開いてみるまで分かりませんが、消極的な競馬になって後方侭で終えてしまうのは避けたいところですし、ある程度は出していくつもりで乗っていただければと思います。
さて、気付けば4歳世代の出資馬の中でクラブ所属のまま現役を続ける最後の一頭ということになってしまったフッフールが、いよいよ中央競馬への再転入戦を迎えることとなりました。
レースに向けては帰厩後の馬体の減らし方が気になる所ではありますが、この中間にも坂路で5F=52.0-12.6を計時するなど中央未勝利馬ながら調教で見せる動きは決して悪いものではありませんし、陣営としても「それなりに力は出せる」状態にはなっているというジャッジのようですね。
舞台設定の方に目を向けてみると、過去の競馬内容から7F戦は少し長いのかなというイメージはあるものの、同条件でのレースだった昨夏の未勝利デビュー戦でも格好は付けてくれましたし、坂のあるコースと1400mという距離が全くダメという事はないはず。
それでも今回は中央競馬への再転入初戦にして500万条件への昇級初戦、それも牡馬相手の混合戦と条件は厳しく、勝ち負けの見立てよりもまずはメドからと思いますので、明日のレースでも着順よりは内容を求めていきたいところ。
もちろん初戦からメドを立ててくれればそれに越したことはありませんが、まずは一先ず今後に向けて通用の手応えを感じられるような走りをしてくれれば、と思います。