先週の日曜東京競馬6レース・10月7日(日)東京6R 3歳以上500万下(芝2400m)に我らがブライトメモリーは9着でした。
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
ブライトメモリー
18.10.07
躓き気味のスタートを立て直し、道中は単騎逃げの形に持ち込みましたが、4角で並びかけられると、直線残り300mを切ってズルズル後退。結果9着での入線となっています。
「理想は芝の長い所で自分のペースで行く形。今回もマイペースで行くことはできましたが、ちょっと早めにこられてしまって…。プラス体重(470kg)でも決して重たい感じはしませんでした」(丸山騎手)
「馬体重が増えて、名古屋の時と同じくらいまで戻ったのはプラス材料ですよね。帰厩後も飼葉を食べ、調整もうまくいきましたし、思ったよりも輸送で減ることなく、休み明けもあってイレ込みも少なかったのですが…。やはり今回は後続に早めにこられた分もあるのでしょう。距離適性だけでいえば、少し長いのかもしれませんが、これ以上短縮すると楽に行って可愛がってもらうわけにもいかないでしょうし、ダートはパワーが要りますし…。レース選択がなかなか難しいところです」(林調教師)
◆1000m通過が63秒台と決して悪くない展開に見えましたが、4コーナーで2着馬に外から早めに並びかけられたこともあり、最後は逃げバテしてしまう形。直線でのもうひと踏ん張りが利きませんでした。なお、「レース帰りの輸送で大きく体が減る恐れもありますので、この後については、あくまでも週明けの回復状況と相談をしながら」(師)。「遠方への輸送競馬に不安を残している」ことですし、距離の再考も含めて、慎重に意見交換を行っていく構えです。(HTC)
発馬でバランスを崩して一歩目は遅れたものの、行き脚は付いて先団へ。
そのまま先頭に立っても絡んでくる馬はおらず、隊列はすんなりと決まって1コーナーへ。
向こう正面に入ると少しずつリードを取りにかかったものの、今回は後続も簡単には行かせてくれず、ペースを上げても真後ろにピタリと付かれる苦しい形に。
なんとか先頭をキープしたまま直線に向いたものの、今回はそこから伸びる余力もなく、後続に追いつかれると抵抗できずに失速。
そのまま後方に下がってしまい、結果9頭立ての最下位でレースを終えています。
…ということで、ブライトメモリーの今季初戦は9着(8番人気)という結果に終わりました。
今回は休養で立て直した効果も見込まれ、前走4着からの更なる前進を期待して送り出した一戦だったのですが…うーん、厳しい結果になってしまいました。
前出のように今回は2番手の馬にマークされる形になってしまったうえ、馬場を見ても今週の東京芝は開幕週でも差し優勢の馬場でしたから、今回は味方につけるはずだった馬場と展開が敵に回ってしまったこと、これが大きな誤算だったかなと。
ただ、直線入り口で隣にいたジョブックコメンが勝ち馬と僅差の2着に踏ん張っているように前が揃って苦しくなるようなレースではなく、道中のラップを見てもペース自体は落ち着いていた印象で、やはり直線を向いて早々に失速してしまった内容には不満が残ります。
前回と違って後ろからプレッシャーを掛けられる形でのレースになったこと、今回のような形になると大箱の2400mが長いということもあるのでしょうが、現状やはり現級で地力勝負になると少し苦しくなる、というのは正直な所なのかなあと。
とはいえ、前走時には同条件でのレースでも実際に4着に来ているわけですし、前回のように馬場と展開が噛み合えば再び出番があっても良いと思いますから、まだ諦めるには早いはず。
陣営サイドとしてもいろいろと苦悩しているようで、今後については続戦先や路線も含めて不透明な感じを受けますが、今季の走りを今後に繋げていくためにも、次回は何とか納得のいく結果を出してもらいたいと思います。