(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
グランソヴァール
18.10.04
10月7日(日)東京4R 2歳新馬(ダ1600m)に出馬投票しましたが、非当選により除外。来週10月13日(土)東京4R 2歳新馬(ダ1400m)にスライドする予定となっています。
「トモに疲れが溜まりやすい馬ですからね。追い切りを重ねてきている分、月曜日の段階では少し腰に疲れが見られるなど、それを乗り越えながらの調整。ただ、今朝は遅れたとはいえ上がりの時計は出ていますし、この馬なりの成長の進度でギアは入ってきており、徐々に動けるようにはなってきていますよ。それだけに今週の出走を叶えてあげたいところでしたが、前回よりは体力がついてきていますので、一週の延期であれば耐えてくれるのではないでしょうか」(尾関調教師)
「これからの馬ということもあって、まだ緩さを残しており、手前を替えるなどして走っていましたね。今朝は前が速く、相手も駆ける馬。自身としては、いい感じで動けていたと思います」(蓑島騎手)
今週末の東京新馬でのデビューを予定していたグランソヴァールでしたが、同レースへの出馬投票を行ったものの「非当選により除外」されてしまい、来週末の新馬戦へと目先を変えることになりました。
最終追い切りとなる予定だった今朝の調教では3頭併せで後れを取ったものの、併走相手がモレイラJを乗せたマジックリアリズムとあっては仕方のないところ。
実際、この動きを見た尾関先生は「遅れたとはいえ上がりの時計は出ています」、調教に跨った簑島Jも「自身としては、いい感じで動けていたと思います」と決して悪くない感触を抱いてくれていたようで、出走さえ叶えば初戦から期待が出来そうな雰囲気だったのですが…
スライド先は「来週10月13日(土)東京4R 2歳新馬(ダ1400m)」ということではありますが、出走が1週間伸びることによる内外への影響に加え、舞台がオールダートのコースに変わるために芝での走りを試す事が出来なくなることなど、当初の予定に狂いが出るのは避けられないところ。
福島での一件もあり、クジ運の無い馬という不名誉なイメージが付いてしまっていますが、来週こそは三度目の正直として無事にデビュー戦を迎えられること、そしてリズムを崩されることなく能力を発揮してくれることを願うばかりです。