Starry Days

競馬のこと、一口馬主のこと。

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出資馬出走結果(8/18)いきなり決めた!エレナレジーナ、堂々の新馬勝ち!

 

 

先週の土曜札幌5R、8月18日(土)札幌5R メイクデビュー札幌(2歳新馬、芝1500m)に出走したエレナレジー1着でした!

 

 

(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)

 

エレナレジー

 

18.08.18


スタートを決めて、前半は好位集団の直後。前を射程に入れて外めを回って直線を迎えると、残り200mを切って危なげなく抜け出し、新馬勝ちを収めています。


「事前の指示通り、前に1頭馬を置いて我慢させながら。直線が短いので少し早めに交わしにかかり、終いを伸ばす競馬をしたところ、バッチリうまくいきましたね。普段は大人しいものの、今日は初めての競馬ということもあってイレ込み気味だった分、交わした時にヨレるようなところがありましたが、しっかりと言うことを聞いてくれますし、反応も上々。終いもちゃんと伸びて勝ってくれました。これからが楽しみです」(藤岡康騎手)


「やれると思っていましたし、イメージしていた展開、レースにもなりましたよね。それでも馬自身はまだまだ小ぶりですし、競馬も覚えていない段階。全体的にはこれからだと思っています。まだ伸びしろがあるわけですから、もちろん悪い話ではありません」(加藤征調教師)


◆2ヶ月以上もかけてトレセンと競馬場でじっくり調整してもらった甲斐があり、前向きさと仕上がりの良さを活かしての正攻法による勝利。見事に初陣を飾ってくれました。成長途上での新馬勝ちの価値は大きく、これから経験を積んでいく中でのパフォーマンスにいっそう夢が広がります。なお、このあとは「上がりの状態をしっかりと確認してから」と調教師。慌てず慎重に判断していく方針です。(HTC)

 

 

上々のスタートを切るも先行争いには加わらず、行く馬を行かせて先団の後方から。

 

3頭横並びとなった2列目の馬たちの直後に付け、戦前からのイメージ通り前に馬を置く形でレースを進めます。

 

そのまま先団後方の外目を追走し、ペースアップにもしっかりと対応して勝負所へ。

 

前に置いていた馬の動きに合わせて手応え良く進出、直線入り口で「壁」を取り払ってスパートを開始すると前を行く各馬との差も一気に詰め、残り200mで早くも先頭に並びかる勢いに。

 

逃げを打ったヘリオスが内で抵抗を見せたものの、脚勢では明らかに外から伸びるエレナレジーの方が勝っており、勢いそのままに突き抜けてゴールイン。

 

初の実戦でも堂々の競馬を見せ、デビュー戦を見事勝利で飾っています!

 

 

 

・・・ということで、エレナレジーのデビュー戦は1着(4番人気)でした!

 

初の実戦ながらスタートをしっかりと決め、前に行ける脚を見せながらも鞍上に制止されるとしっかりと従い、勝負所では外から手応え良く進出し、最後は突き抜ける強い競馬。

 

 

勝ち時計は平凡だったものの、実質5頭立てのようなレースで流れも落ち着いていただけに決着時計が遅くなるのは仕方のないところで、むしろ道中のスローからゴールに向かって加速していく流れを外から差し切ったことにこそ価値を見出すべきなのかなと。

 

本来であれば最内枠から逃げを打って経済コースを通ってきた2着馬ヘリオスがそのまま逃げ切っている競馬だったはずで、実際に断然人気のピンクブロッサムを含めた他の後続馬は完封しているわけですから、相手にしてみれば組み合わせが悪かったという一言なのではないでしょうか。

 

 

それにしても、ここは好勝負を意識して送り出した一戦だったとはいえ、勝てるとすればスピードを活かして前々から粘り込む形になった時かと思っていただけに、最速上がりを繰り出して「正攻法による勝利」を挙げた今回の内容は良い意味で想定外。

 

小柄で仕上がり早のタイプだったこと、しっかりと乗り込んで初戦から力を出せる態勢を整えられていたことがあるにせよ、今回の勝利は馬場や展開に恵まれての勝利ではなく現時点での力関係がそのまま出た勝利、現時点での完成度の高さを見せつける勝利だったように思います。

 

また、この勝利は馬の力はもちろんのこと、柔軟かつ的確な判断で早期の新馬勝ちに導いてくださった加藤先生と厩舎スタッフの方々、そして代打の役割を完璧に果たしてくれた藤岡康太Jと、様々な方のおかげで掴み取れた勝利でもありました。

 

特に、「ゲート合格まで」の予定だったトレセンでの調整期間を1週もう1週と伸ばし、ついには方針を転換させてデビュー戦へと直行、そして新馬勝ちという最高の結果に結び付けた陣営の慧眼には驚かされるばかりで、この頼もしい「厩舎力」には今後も末永くお世話になっていきたいと思います。

 

 

そして更に、この勝利は出資馬としては初の、クラブ全体としても実に7年ぶりの新馬勝ちという、メモラブル(?)な出来事でもありました。

 

特に、クラブとしては「2歳戦で勝ち星を挙げる」こと自体が5年ぶり(のはず)で、ここ数年はクラブにとっての鬼門となっていた2歳戦での勝ち星を、新馬戦でいきなり挙げてきたというのは本当に素晴らしいの一言。

 

これが2000口募集が始まって初の新馬勝ちということでもありますから、エレナレジー自身の今後はもちろん、クラブ全体の飛躍につながる勝利にもなってもらいたいものですね。

 

 

長々と書いてきましたが、ひとまず16年産世代の出資馬の初出走、そして倶楽部の世代一番槍としてのデビュー戦を、最高の結果の下に終えられたのは何よりです。

 

また、早々と1つ勝ったことで3歳9月のタイムリミットも無縁のものになってくれましたし、母と同じように牧場からお呼びの声が掛かるまで、あるいは引退後のことまで含め、長いお付き合いが出来そうなのも嬉しい限り。

 

2歳の8月にこれを言うのは少し気が早いような気もしますが、ここから始まるエレナレジーの競走生活が幸多いものになるように、これからも末永く見守っていきたいと思います。