(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
キングオブハーツ
18.08.02
函館競馬場に戻り、レース後の様子見が行われています。
「2400mであそこまで追走に苦労するとは…。デビュー戦もそうでしたが、前走はそれ以上にひどく、終いに伸びる感じもなかったですからね。トモの緩さもそうですけど、何より馬自身が走る気を見せてくれないため、適性云々以前の結果となってしまいました。もう一度8月19日(日)札幌2R 3歳未勝利(ダ2400m)に使ってみるか、それともブリンカーでもつけて1700mでビシビシ行ってみるべきか。後者の場合だと、ある程度のレース間隔をあけないと使えませんので、もう少し考えさせてもらいます。数日ほど馬の様子を見ながら決めていきましょう」(野中調教師)
距離延長に活路を求めての出走となった先週のレースでは最下位という結果に終わってしまったキングオブハーツは、ひとまずレース後の様子見中…のようですが、前回のあの内容で疲労が溜まっているようには思えません(よね…?)ので、このまま続戦していくと見て問題ないはず。
そして、その続戦先については「もう一度8月19日(日)札幌2R 3歳未勝利(ダ2400m)に使ってみるか、それともブリンカーでもつけて1700mでビシビシ行ってみるべきか」と、札幌のダート戦に使っていく方向性で考えられているようですね。
前走後も依然として「距離のあるダート戦」を中心としたレース選択がなされているようですが、前回の内容が内容だっただけに、次回は何かしらの工夫をして臨む必要があるのでは。
少なくとも同条件のレースに向かうよりかは馬具での矯正や条件変わりでの変化を試した方が良いと思いますし、何かの刺激を与えて少しでも違った面を引き出してもらいたいなあと。
個人的には中央で走れるうちにもう一度だけでも芝を使ってもらいたいと思っていたりもするのですが、いずれにしても無策のままでは結果が出そうにない現状がありますので、次回は何か思い切った変化を加えることで変わり身を求めていきたいところ。
馬に気持ちが入ってくれさえすれば前進は可能だと思っていますから、次回のレースでなんとか芽が出てくれることを祈るばかりです。