(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
グランソヴァール
18.05.17
美浦トレセン在厩。先週末に坂路で15-15程度、昨日は坂路にて普通キャンター1本の後にゲート練習を消化。今朝ゲート試験に合格しています。
「昨日の練習ではソコソコ出して行く形。回を重ねるにつれて反応が良くなっていましたので、今日、黛弘人騎手を乗せて受験し、無事に合格をもらいました。思っていたよりもまだ体力がつききっていないのでしょうか、トモが少々お疲れ気味のようですから、ここは一旦放牧を挟んであげた方が良いのかも。もう少し様子を見ながら考えていきたいですね。普段から大人しく、古馬のように落ち着き払っています」(尾関調教師)
月初の初入厩から美浦トレセンで調整が進められているグランソヴァールですが、乗り込みと並行しながらゲート練習もこなし、今日付けでゲート試験に合格したとのこと。
ただ、現段階で「トモが少々お疲れ気味のようですから、ここは一旦放牧を挟んであげた方が良いのかも」とのことですから、今回はゲート合格をもって一区切りとし、更なるペースアップの前に一度放牧を挟むことになるでしょうか。
そうなると少し前に言われていた6月デビューの目は無さそうですが、本馬の半兄デストリーライズが未勝利戦を勝ち上がったのは3歳の6月、同じく半姉のゼロカラノキセキも勝ち上がりを決めたのは3歳時の8月24日と未勝利戦の終了直前のことでしたから、ここで急かしてまで早期デビューにこだわる必要もないはず。
無理せず馬本位で進めていけばしっかり結果を残してくれる一頭だと思いますから、馬の気配をしっかりと見極めつつ今後の方向性を固めていっていただければ、と思います。