Starry Days

競馬のこと、一口馬主のこと。

【現在の出資馬】 14年産(現5歳世代)→ディメンシオン/クレッシェンドラヴ 16年産(現3歳世代)→グランソヴァール/ストームハート/エレナレジーナ 17年産(現2歳世代)→パーフェクトラヴ/キャッツアイ/アレアシオン/スノージュエリー 18年産(現1歳世代)→ゴッドフロアー'18/ステラリード'18/スイートマカロン'18

出資馬出走結果(4/21) ディメンシオン、ハナ差惜敗も価値ある2着

 

(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)

 

 

ディメンシオン

 

18.04.21

 

まずまずのスタートから、前半は好位集団の中。直線に向いて進路が開くのを待ち、4頭の叩き合いから抜け出たかと思われましたが、僅かに競り負け、結果2着での入線となっています。


「この距離だと馬なりでは好位につけて行けないため、ある程度は促さないと流れに乗れませんし、かと言って、あまり出して行くとハミを噛んでしまいますからね。そういう意味で1400mは少し忙しいかなと。それでもうまくレースができ、最後も差し切って勝ったと思ったのですが…。クビの上げ下げで負けてしまいました。今日は体が減って(-8kg)おり、かなりイレ込みもありましたので、遠征競馬よりも移動の少ない競馬の方が良いのではないでしょうか。以前に乗った時よりも力をつけているのは確かです」(福永騎手)


「こういう負け方が一番堪えるんですよねぇ。レース自体はうまくいき、勝ったと思ったのですが、ゴール板のところでほんの少しだけ及びませんでした。牝馬限定戦ということでここを使ったわけですが、輸送とこの暑さで体が減ってしまう格好に。輸送がない方がイイのは確かでしょう。最低でも450kg台で競馬させたい馬ですので、優先権は獲れましたけど、ここで無理をしても良い方向にはいきそうにない感じ。このあとは一旦放牧を挟んで、馬体を戻したいと思います。今回で改めて力があるのは分かりましたからね。次回は降級後500万クラスから、また一歩ずつステップアップしていきましょう」(藤原英調教師)


◆下見所からイレ込みがひどく、馬体も440kgとギリギリの状態。さすがに最後は苦しくなったのか「左に少しモタれていた」(鞍上)ようですが、そんな中でも勝ちに等しい競馬を見せてくれるあたりは、この馬の素質の高さと言えるでしょう。なお、このあとは師のコメントにもあるように、無理をさせずに馬体回復を優先。いったん放牧を挟んでフレッシュな状態に戻し、改めて500万条件から再出発を図り、軌道に乗せていければと考えます。(HTC)

 

 

…という事で、本日の東京最終レースに出走したディメンシオンは2着(3番人気)でした。

 

いやいや、レース前から勝利を強く意識していた一戦でのハナ差負けで、それはもう相当に悔しいのですが、今日のこの2着は価値のある2着、持っている素質の素晴らしさを存分にアピールする結果だったと思います。

 

何しろ今日のディメンシオンは(コメントの方でも触れられている通り)パドックの段階で明らかに入れ込んでおり、周回を重ねるごとにチャカチャカとしていくわ、シルエットが薄く見えて腹汗もかいているわ、舌を出してベロンベロンしているわ、騎手を乗せたらトコトコ跳ねるわ、おまけに馬体重は(休養明けにもかかわらず)前走比で8㎏減らしてデビュー以来最低の440㎏まで落ちているわでもう大変。

 

 

 

この時点で「今日はちょっと厳しいかも」とtwitterの方で白旗を上げていましたが、その後も本馬場入場時に口を割りながら走ったり、レースに行ってもスタート後しばらくは掛かり通しでの追走になったりと落ち着きを欠く面を見せ続け、道中では再びの大敗も覚悟していたほど。

 

そんな調子でレースを見ていただけに、直線半ばで外に持ち出されてからぐんぐんと伸びる(デビュー以来最速の3F=33.1!)のを見た時には驚きの気持ちの方が強く、レース直後は負けた悔しさよりも「これで2着に来られるのか」という衝撃の方が先に出たというのが率直な感想で、あらためてディメンシオンのポテンシャルの高さ、持っているモノの素晴らしさを再認識させられました。

 

 

既走馬を相手に互角以上の戦いを演じたデビュー戦、ワンサイドで勝った昨夏の中京戦、不得手と思われた重馬場を駆け抜けた柏崎特別とディメンシオンの走りには毎回驚かされてきましたが、今回はキャリア6戦の中でも特にインパクトのある競馬で、いち競馬ファンとしての自分の常識を打ち破られたような、本当に驚異的な力走だったと思います。

 

これで勝っていれば最高だったのですが、やはり落ち着きを欠いた分の消耗の影響はあったようで、最後は首の上げ下げで僅かに及ばずのハナ差2着。

 

実際、鞍上の福永Jも「差し切って勝ったと思った」というほどの競馬内容で、勝負に勝って競馬に負けたような感じではありますが、競馬は1番最初にゴール板前を通過した馬が勝ちのスポーツですから、今日のところは負けを認めるほかありません。

 

それでも一度は勝ち馬の前に出ているように明らかに力量上位の内容、次走への期待も高まるばかりではありますが、この後は「降級後500万クラスから、また一歩ずつステップアップしていきましょう」という事で、次回は5月末の降級後、しっかりと馬体を戻してからの再出発という事になりそう。

 

降級前の1000万条件突破が成らなかったのは残念ですが、今回は(5ヶ月の休み明けにも関わらず)デビュー以来最低の馬体重での出走となってしまっていましたし、今後のためにもここで一息入れるという判断は、長い目で見れば必ずプラスに出るでしょう。

 

今日のレースぶりからも大事に育てていけば更に上を目指していける器だと再確認できましたから、馬体も増やして万全の態勢を整えたうえでリスタートを切ってくれれば、復帰後は一気の連勝で上の舞台へと駆け上がってくれるはず。

 

5ヶ月のお休みを終えた直後に再び休養期間に入ることになってしまいますが、秋には更に上の舞台、1番上のクラスを目指しての戦いが待っていますから、まずはしっかりとリフレッシュして、秋の飛躍の下準備をしてもらいたいと思います。