(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
エンジェルリード
17.12.14
美浦トレセン在厩。昨日は南馬場でのウォーミングアップ後、坂路にて普通キャンターを1本。明日、速めを乗る予定になっています。
「跨り始めた直後は少々お疲れ気味のようにも見えましたが、獣医師によれば、『問題ない』とのことですし、骨瘤についても大丈夫。全休日明けは特にイレ込みやすく、この中間は少々うるさい感じですので、その辺がどう出るかでしょう。次回は休み明け3走目になるため、さすがに身体的な上積みは見込めそうにもありませんが、レースを使っている分の経験値は増していますからね。12月23日(土)中山4R 2歳未勝利(芝2000m)に向かいたいと思います」(尾関調教師)
前走後も美浦での調整が続けられているエンジェルリードですが、前走後控えていた坂路での乗り込みも再開され、明日からは時計も出していく予定になっているということで、2戦続けての好走でも大きな反動は出なかったようですね。
また、放牧や続戦などの方向性は(先週の段階では)「進めながら考えていく」と言われていましたが、今週の近況では「12月23日(土)中山4R 2歳未勝利(芝2000m)に向かいたい」ということで、続戦が方針が正式に発表されました。
先月の復帰戦から次走で3戦目、使い込んでどうかという所はありますが、「完調手前くらいで数を使っていく」という方向性からも現段階でギリギリまで仕上げている訳ではないでしょうから、フィジカル面については大丈夫なはず。
問題があるとすればメンタルの方で、実際に「この中間は少々うるさい感じ」ということですから、この辺りは上手くケアをしつつ進めていっていただければ、と思います。
復帰戦から5着・4着とこちらの予想を良い意味で裏切るような好走を続けてくれているエンジェルリードですが、今季3戦目となる次走のあとは流石に放牧となるでしょうから、次回は今期の総決算となるレースになりそう。
現状まだ速い脚に欠けるところがあり、次回も勝ち切るまでは難しいかもしれませんが、年末のレースでは持ち前のセンスの良さでエンジェルリードらしい競馬、来年の北海道シリーズが更に楽しみになるような競馬をしてくれれば、と思います。