hakuと愉快な仲間たち(本館)

一口馬主の事を徒然と。

【現在の出資馬】 14年産(現4歳世代)→ディメンシオン/クレッシェンドラヴ/ブライトメモリー 15年産(現3歳世代)→フッフール/パワーバンド/エンジェルリード 16年産(現2歳世代)→グランソヴァール(スイートマカロン'16)/ストームハート(Miss Fear Factor'16)/エレナレジーナ(フェニーチェ'16)/スパーブアゲイン(ウェルシュステラ'16) 17年産(現1歳世代)→ハイアーラヴ'17/スイートマカロン'17 18年産(当歳世代)→ゴッドフロアー'18

出資馬出走結果(9/17) クレッシェンドラヴ、消化不良も収穫アリ

 
先週の月曜中山メインレース、9月17日(月・祝)中山11R GⅡセントライト記念(芝2200m、3歳オープン)に出走したクレッシェンドラヴは8着でした。
 
 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
 
クレッシェンドラヴ
 
17.09.18
 
五分のスタートから、道中は中団の最内。直線に向いて前が開くと渋太い脚で食い下がり、結果8着での入線となっています。
 
「『前に行って欲しい』との指示でしたが、思うようには進んでくれませんでしたので、中団の内でジッと我慢。追い出してからはジワジワと脚を使ってくれました。ちょっとズブいようなところがありますね」(戸崎騎手)
 
「う~ん、前に行けませんでしたか…。4コーナーで前が塞がり、そこでモタついた分、着順を悪くしましたよね。それでも前とはそう差がないですし、これなら今後もやっていけそう。収穫のあるレースにはなりました」(佐々木助手)
◆最内からレースを進めて行ったため、仕方ない面もありますが、本馬の脚質を考えた場合、4角から勢いをつけて上がって行くことができていれば、掲示板以上も不可能ではない内容。近2走のレースぶりも含めて、間違いなく成長が進んでいるようですし、収穫ある一戦にはなりました。なお、このあとは、レース後の疲労度をよく確認しながら。続戦が可能なようであれば、自己条件の長丁場に向かうことも検討してみます。(HTC)
 
 
 
 
まずまずのスタートを切るも、押して位置を取りに行くことはせず、スッと控えて中団から。
 
そのまま中団馬群の一番後ろまで下がり、後方のインに入って1コーナーへ。
 
向こう正面で多少位置を上げたものの、内ラチ沿いから外に出ることはなく、中団インコースに陣取ったまま3-4コーナーの勝負所へ。
 
3角入り口で外へ出そうとする素振りを見せたものの、中団外目を追走する他馬が次々と蓋になってなかなか外に出せず、更には前にいたサンシロウの手応えが怪しくなったことで進路がなくなってしまい、位置をさらに下げることに。
 
これによって「切れる脚のない馬が、スローの後方インで直線に向く」という最悪の形になってしまったものの、そこからジリジリと脚を伸ばし、先行各馬を追っていきます。
 
先行集団の馬込みにも怯まず、前で苦しくなった馬を内から掬っていく形で1つ2つと着順を上げていったものの、前の集団に取り付いたのは坂を登りきってから。
 
クレッシェンドラヴが持つ最大の武器である「長く続く良い脚」を見せるには距離が全く足りず、未勝利を勝ったときに3着に負かしたサンデームーティエにようやく並びかけたか、という所がゴール板。
 
人気以上には走ったものの、消化不良感の否めない、なんとも微妙な8着でのゴールインとなりました。
 
 
 
・・・という事で、クレッシェンドラヴの重賞挑戦は8着という結果に終わりました。
 
初の重賞挑戦が消化不良の競馬で終わってしまったのは本当に残念ですが、3階級の格上挑戦で挑んだGⅡで着を拾えた(8着でも400万弱はもらえるとか)のは立派ですし、それ以外の収穫も大きい一戦だったとも思います。
 
実際、前述のように「スロー後方インで直線を向く」という最悪の競馬になってしまったにも関わらず、掲示板から0秒2差の8着と大崩れしなかったのは成長の証でしょう。
 
また、以前は全くもって不得手だった「インを突く競馬」で恰好を付けられたのも収穫で、気性面での成長も再確認できました。
 
加えて、今回クレッシェンドラヴが使った上がりのタイムは3F=34.0というもので、これは勝ったミッキースワロー(3F=33.4)、2着アルアイン(3F=33.8)に続いて、出走15頭中第3位となる時計。
 
単純に「クレッシェンドラヴが使った上がり」という括りの中でも過去最速のモノですし、世代別とはいえGⅡ戦でメンバー中3位の脚を使って追い上げてこられるとは、正直なところ思ってもみませんでした。
 
・・・ただ、内を掬う形になって距離ロスが少なかったとはいえ、満足に追えた距離が300mあったかどうかという競馬の中でこれだけの時計を出しているのですから、もう少し早くから追い出すことができていればどうなっていたか…と思わずにはいられません。
 
 
そして、陣営の回顧コメントですが、手綱を取った戸崎Jのコメントは「ちょっとズブいようなところがありますね」、ですか・・・
 
前走に騎乗した岩田Jがレース後に「ズブいところがある」というコメントを出した時も「事前にレースを見てくれていれば…」と思ったものですが、2度目の騎乗となる戸崎Jの口から「ズブいところがある」という言葉が出てくると、これはなんともとしか。
 
好走凡走問わず、過去の競馬内容からクレッシェンドラヴが「ズブいところがある」馬なのは誰の目にも明らかだと思いますし、流石にその辺りのことは把握してくれている、と思っていたんですけどね。
 
しかも、前回戸崎Jが乗った時も「直線でインに突っ込み進路を無くし、ゴール直前で前が開いて申し訳程度に伸びる」という、言ってしまえば今回と同じような事をして同じような負け方をしていただけに、もう少し反省があってほしかったというか、馬に合わせた騎乗をしてくれていれば…と思わずにはいられません。(参考までに→http://haku-san.hatenablog.com/entry/2017/01/28/213704

haku-san.hatenablog.com

 
・・・少し愚痴っぽくなってしまいましたが、戸崎Jは個人的には好きなジョッキー(ゼロカラノキセキの主戦として、長くお世話になっていますしね)で、「もっと良くなってほしい」という思いがあるだけに、厳しい言葉は発破をかけているようなもの、だと思っていただけると幸い。
 
リーディングを張る「東の横綱」として、これからも頑張ってもらいたいものです。
 
 
 
今回は出資馬初の重賞挑戦でしたが、どの新聞を見ても1面に出資馬の名前があり、テレビの予想コーナーでも時に穴馬、時に本命として様々な分野で取り上げられる…という、本当に夢のような週末を過ごすことが出来ました。
 
デビュー当初は勝ち上がりすら危ぶまれていた馬を立派な競走馬に育て上げてくれた厩舎の方々をはじめ、コンディションを整えてくださる外厩の方々、過去のレースで騎乗してくれた5人のジョッキー等々、クレッシェンドラヴに携わってくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
 
結果は残念なものになってしまいましたが、まだまだ完成前の身でクラシックのトライアルにまで駒を進めた、というのは大きな勲章になるはず。
 
一気のオープン入りはお預けになってしまいましたが、上でも通用する確かな手ごたえが感じられた一戦だったと思いますし、負けて得られたものも多かったのではないでしょうか。
 
格付け的には未だ1勝級の身ですが、現時点でも1つ上のクラスでなら互角以上にやれると思いますし、いずれは長距離重賞の常連になれるのではと思っている馬。
 
来年は再び重賞挑戦の機会を得られるよう、まずは自己条件からコツコツと、一歩一歩確実に上を目指していってほしいと思います。
 

f:id:haku_san:20170920224100p:plain