hakuと愉快な仲間たち(本館)

一口馬主の事を徒然と。

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出資馬出走結果(7/22) クレッシェンドラヴ、連勝ならずも収穫は大

 
先週土曜日の福島競馬8R・7月22日(土)福島8R 3歳以上500万下(芝2600m)に出走したクレッシェンドラヴは2着でした。
 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
 
クレッシェンドラヴ
 
17.07.22
 
互角のスタートから、道中は好位4番手の内。直線で外に持ち出され、一完歩ごとに前に迫りましたが、惜しくも半馬身差及ばず、結果2着での入線となっています。
 
「『ハナに立つと気の悪さを出してしまうかもしれないので、無理にまで行かせる必要はない』との指示。できればポケットに入れたかったですし、道中は前に馬を置いてジッとできました。4角では内に行くこともできましたけど、ここまで乗ってきて、馬場が悪いのは分かっていましたからね。合図を出してもスパッとキレるのではなく、ゆっくりグーンと伸びるタイプ。エンジンのかかりが遅かった分、終い捕らえきれませんでした。乗った感触から能力を感じますし、このクラスにいる馬ではないことは明らか。ただ、現状ではまだ本気で走っていない感じがします」(石橋騎手)
 
「実際この距離で走れたのは、この先にとってプラスになりますよね」(和田勇介技術調教師)
 
◆しっかりと稽古を積んできたとはいえ、ここは5ヶ月ぶりの休み明けとなる長距離戦。惜しくも連勝とはいきませんでしたが、現級勝ち馬を相手に、能力の片鱗を垣間見ることはできました。なお、このあとは、同じく長丁場への続戦を意識。秋につなげていくためにも、何とか早めに2勝目を決めておきたいところです。(HTC)
 
 
 
 
まずまずのスタートから二の脚が付き、楽な手応えで先団へ。
 
そのまま先頭に並びかけるものの、内から出てきたダイメイサンジを行かせ、こちらは2番手で一週目の3コーナーを回ります。
 
そして、コーナーを回りながら位置を少し下げると、なんと進路を内ラチ沿いへ。
 
徹底した外々追走で一変した前走の内容、そして「ゴチャつかない位置でスムーズな競馬を」という事前の陣営コメントもあり、ここで内に切り込んだのは「まさか」という感じでした。
 
鞍上との意思疎通が上手くいっていないのでは、嫌気を差して初戦や2戦目のように競馬を途中で投げてしまうのでは…と今回もハラハラしながらレースを見ることになりましたが、道中は多少ゴチャつきながらも内目を無難に追走し、勝負所に入っても手応えは楽。
 
3コーナーからペースが上がり、後方にいた馬たちが一気に先団外目に押し寄せたことで外に出すのが一歩遅れてしまったものの、直線に入ってラチ沿いから一気に外へ持ち出されると、じわじわと加速を開始。
 
残り100mを切ったあたりでようやくエンジンが掛かり、トップスピードに乗って猛然と前を追ったものの、既に前を行くコスモジャーベはセーフティーリードを取っており、勝ち馬を半馬身差まで追い詰めた所がゴール板でした。
 
 
・・・ということで、クレッシェンドラヴの昇級初戦は2着でした。
 
結果と着差から「勝てるレースを取りこぼした」という印象こそあるものの、未勝利時代に言われていた「出脚が良くない」「馬込みを嫌がる」といったウィークポイントは鳴りを潜め、以前のクレッシェンドラヴとは別馬のようなレース内容に。
 
リフレッシュ休養の効果、夏を迎えた3歳馬の変わり身、厩舎で入念に調整を重ねた成果、そしてステイゴールド×サドラーズウェルズという重厚な血統に裏打ちされた成長力が目に見えて感じられる、待ち望まれていた「心身の成長」が実感できたレースだったと思います。
 
 
これで結果がついて来てくれていれば最高だったのですが、残念ながら勝ち馬には僅かに及ばずの2着。
 
上がり3Fの時計35.9も勝ち馬コスモジャーベの時計(35.6)には及ばなかったものの、あちらが3角手前からアクセルを踏み続けるような競馬だったのに対し、クレッシェンドラヴが追い出せたのは直線の入り口=残り300mを切った地点。
 
そこからスピードに乗るのにも時間が掛かり、トップスピードで走れた距離は100mあるか無いかという程度だったと思いますから、もう少し早く進路を取れていれば、外に出すタイミングがあと一歩早ければ…と思わずにはいられません。
 
まあ、実際のところ(上に書いたように)3コーナーから後続が捲ってきた影響で先団外に差し馬が殺到して外への進路が無くなった、という不運が大きかったのかなあと。
 
あの形でも、クレッシェンドラヴにもう少し瞬発力があれば勝ちきっていた(あれば苦労はしないのですが…)レースだったとは思いますから、今回は流れが悪かった、運が悪かったと言う他なさそうです。
 
 
とはいえ、そんな「流れ不向き」の中で一定以上の結果を出せたことも収穫の一つ。
 
勝ったコスモジャーベは1000万条件での2着が2回あるような馬ですから、これとの比較からクレッシェンドラヴにも上のクラスで通用以上の競馬が出来る下地は十二分にある、と考えるのは決して贔屓目だけの見方ではないでしょう。
 
実際、専門誌の戦評でも「力負けではない」と明言されていましたし、専門家たちからの評価も高いよう。
 
もちろん、我らがクレッシェンドラヴへの期待度的には「1000万条件でも通用」程度の活躍では満足できませんが、能力の最低保証のようなものが付いたのは何よりだったと思います。
 
 
・・・とまあ、負けたとはいえ将来への期待が高まる一戦になりましたが、勝ちきれなかった以上はこの後のローテーションを考え直していかないといけません。
 
ここを勝てば問題なく「セントライト記念から菊花賞へ」というプランが履行できたのですが、このままセントライト記念へ直行となると出否は抽選次第、頭数が揃えば非抽選除外となる可能性も十分ありますからね。
 
ここからどうするのかなと思っていましたが、レース後のコメントでは「同じく長丁場への続戦を意識」とのことで、(おそらく)次走は札幌の2600m戦あたりが有力なのかなと。
 
秋につなげていくためにも、何とか早めに2勝目を決めておきたい」というのは本当にその通りですし、次でキッチリ仕留められればトライアルにもまだ間に合うはず。
 
今回の走りから現級での力上位は明白ですし、5ヶ月ぶりを叩いた次はキッチリと決めてくれるはずですから、次こそは最高の結果を期待したいところです。