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出資馬出走結果(7/16) エンジェルリード、合格点の初戦

 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
エンジェルリード
 
17.07.16
 
五分のスタートから、前半は5番手に位置。3角よりやや追走に手間取る格好となりましたが、最後まで気持ちは途絶えず、結果7着での入線となっています。
 
「稽古の時は追い出してから頭が高くなっていましたが、レースでは道中から上へ行くような感じで、もうひとつ進んでくれませんでした。馬自身に走ろうという気はあるものの、全体的に筋肉がついていないため、気持ちばかりが前に行き、体がついてこない状態。まだ細く映る体つきですし、これからつくべきところに筋肉がついてくれば、心身のバランスが取れてくるのではないでしょうか。本馬のような気の良さというのは、競走馬にとって本当に大切なこと。あとは成長を待ってでしょう」(柴田善騎手)
 
「調教で少しモタれるところがありましたので、ハミを替えていったところ、その辺は大丈夫でしたね。スタートも出ましたし、道中もちゃんと手前を替えて走っていたように、2歳のこの時期にしては上手な競馬。着順はともかく、内容自体は優等生の競馬をしてくれました。稽古同様、頭が上がってしまうのは、まだ体力や筋肉がついていないから。つくべきところに筋肉がついてくれば、次はもっといい競馬ができるものと思われます。芝も問題ないようですし、距離もこれくらいで良さそう。あとは、この後テンションが上がらなければ、ですよね」(尾関調教師)
 
◆ペースが上がるにつれて、まだ推進力が上へ上へと逃げてしまう格好になりますが、早い時期よりデビューを果たし、ある程度のポジションにつけて競馬の形を作れるあたりは、本馬の性格や操縦性の良さがあってこそ。これから筋肉量やパワーが伴ってくれば、着順も上がってくるものと思われます。なお、このあとは、「初入厩からゲート、レースと続きましたし、権利も獲れませんでしたので、ここは一旦放牧を挟んであげたい」と調教師。まずはリフレッシュを図り、さらに成長を促していきたいところです。(HTC)
 
 
 
 
まずますのスタートを切ると、少し押して先行する態勢。
 
1列目まで行きたい馬を前に行かせ、こちらは内枠を活かして先団インのラチ沿いに付け、1コーナーを回ります。
 
新馬戦にしては道中のペースが速く、向こう正面では後続馬群の鞍上の手が目に見えて動くように。
 
我らがエンジェルリードも向こう正面から3角あたりで一瞬遅れるようなところがあり、これは不味いか…という場面があったものの、3-4コーナーに入るあたりでエンジンが掛かったか、外に持ち出しながら加速を開始。
 
4コーナーでは先行集団の直後まで接近し、直線入り口では一瞬勝ち負けになるかという感じまであったものの、そこからの伸びは一息。
 
残り200m地点では内外の馬に挟まれて進路を無くす不利もあり、世代の一番槍を付けたエンジェルリードのデビュー戦は15頭中7着という結果に終わりました。
 
 
 
・・・と言うことで、エンジェルリード新馬戦は7着でした。
 
結果こそ振るわなかったものの、3コーナー辺りでのペースアップに戸惑ったこと以外は追走もしっかりしていましたし、直線入り口では一瞬勝ち負けまであるかという場面を見せるなど、内容的な見せ場は十分だったと思います。
 
また、今日のレースでは「少しずつピリピリしてきた」と言われていた気性面の悪さを見せる事はなく、ゲートへの寄り付きも良く、駐立もしっかり、発進もまずまず。
 
レース後には「本馬のような気の良さというのは、競走馬にとって本当に大切なこと」と、柴田善臣Jから「気の良さ」を褒めるコメントが出たりもしていますから、(現時点では)気性面の心配をしなくて良さそうなのも何よりだと思います。
 
 
また、前出のようにこの新馬戦は道中から流れが速く、ここで7着だったエンジェルリードの走破時計1.50.5は、土曜日の同条件の2歳未勝利戦で後続を3馬身千切ったニシノベースマンの勝ち時計1.50.8よりも0秒3速いもの。
 
実際のところ、このレースでエンジェルリードに先着した馬は勝ち馬も合わせて6頭いたわけで、「時計があるから勝ち上がれる!」という訳ではありませんが、極端に時計の遅いレースで大敗するよりはいくらかマシ(当社比)でしょうし、総合的に見てもまずまず合格点の新馬戦だったのではないかな、と思います。
 
 
この先に向けては、柴田善臣Jが言うように「あとは成長を待って」という所なのでしょうが、昨日の時点で気になった点があるとすれば、道中での頭の高い走りでしょうか。
 
スタート直後から頭の位置が一頭だけ高く、向こう正面でも馬群の中で一頭だけクビをピンと立てて走るエンジェルリードの姿が目立っていましたよね。
 
追い出されてからも頭があまり動かない走りで、直線入り口で外から伸びてきた2着馬マイティテソーロと併せ馬になったところのVを見てみると、走法の違い、クビの使い方の違いは一目瞭然でした。
 
もっとクビを使った走りが出来るように矯正できればベストだとは思うものの、走法の矯正は出来る場合と出来ない場合がある(単に馬の癖なのか、骨格や筋肉の作りからそうなっているのか)と言うことですし、その辺りのことは厩舎サイドの判断次第でしょうか。
 
一般的には、クビを大きく使って走った方が振り子の原理で推進力が出る、ストライドが伸びて有利と言われていますが、上のクラスにも独特な走法で走る馬はチラホラいますから、「この走法を極める」と言うのであればそれはそれで良し。
 
エンジェルリードの走る姿が成長と共にどう変わっていくのか、その辺りも見届けていきたいと思います。
 
 
初戦は1秒4差の7着でフィニッシュとなったものの、字面の着順よりも良い内容だったと思いますし、17-18シーズンの世代戦も楽しませてくれそうで何より。
 
これからの成長次第で勝ち上がりは十分に可能だと思いますから、放牧先で心身のリフレッシュと更なる成長を促し、暑さが少し和らぐくらいの時期に戻ってきてくれればと思います。