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出資馬出走結果(7/22) クレッシェンドラヴ、連勝ならずも収穫は大

 
先週土曜日の福島競馬8R・7月22日(土)福島8R 3歳以上500万下(芝2600m)に出走したクレッシェンドラヴは2着でした。
 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
 
クレッシェンドラヴ
 
17.07.22
 
互角のスタートから、道中は好位4番手の内。直線で外に持ち出され、一完歩ごとに前に迫りましたが、惜しくも半馬身差及ばず、結果2着での入線となっています。
 
「『ハナに立つと気の悪さを出してしまうかもしれないので、無理にまで行かせる必要はない』との指示。できればポケットに入れたかったですし、道中は前に馬を置いてジッとできました。4角では内に行くこともできましたけど、ここまで乗ってきて、馬場が悪いのは分かっていましたからね。合図を出してもスパッとキレるのではなく、ゆっくりグーンと伸びるタイプ。エンジンのかかりが遅かった分、終い捕らえきれませんでした。乗った感触から能力を感じますし、このクラスにいる馬ではないことは明らか。ただ、現状ではまだ本気で走っていない感じがします」(石橋騎手)
 
「実際この距離で走れたのは、この先にとってプラスになりますよね」(和田勇介技術調教師)
 
◆しっかりと稽古を積んできたとはいえ、ここは5ヶ月ぶりの休み明けとなる長距離戦。惜しくも連勝とはいきませんでしたが、現級勝ち馬を相手に、能力の片鱗を垣間見ることはできました。なお、このあとは、同じく長丁場への続戦を意識。秋につなげていくためにも、何とか早めに2勝目を決めておきたいところです。(HTC)
 
 
 
 
まずまずのスタートから二の脚が付き、楽な手応えで先団へ。
 
そのまま先頭に並びかけるものの、内から出てきたダイメイサンジを行かせ、こちらは2番手で一週目の3コーナーを回ります。
 
そして、コーナーを回りながら位置を少し下げると、なんと進路を内ラチ沿いへ。
 
徹底した外々追走で一変した前走の内容、そして「ゴチャつかない位置でスムーズな競馬を」という事前の陣営コメントもあり、ここで内に切り込んだのは「まさか」という感じでした。
 
鞍上との意思疎通が上手くいっていないのでは、嫌気を差して初戦や2戦目のように競馬を途中で投げてしまうのでは…と今回もハラハラしながらレースを見ることになりましたが、道中は多少ゴチャつきながらも内目を無難に追走し、勝負所に入っても手応えは楽。
 
3コーナーからペースが上がり、後方にいた馬たちが一気に先団外目に押し寄せたことで外に出すのが一歩遅れてしまったものの、直線に入ってラチ沿いから一気に外へ持ち出されると、じわじわと加速を開始。
 
残り100mを切ったあたりでようやくエンジンが掛かり、トップスピードに乗って猛然と前を追ったものの、既に前を行くコスモジャーベはセーフティーリードを取っており、勝ち馬を半馬身差まで追い詰めた所がゴール板でした。
 
 
・・・ということで、クレッシェンドラヴの昇級初戦は2着でした。
 
結果と着差から「勝てるレースを取りこぼした」という印象こそあるものの、未勝利時代に言われていた「出脚が良くない」「馬込みを嫌がる」といったウィークポイントは鳴りを潜め、以前のクレッシェンドラヴとは別馬のようなレース内容に。
 
リフレッシュ休養の効果、夏を迎えた3歳馬の変わり身、厩舎で入念に調整を重ねた成果、そしてステイゴールド×サドラーズウェルズという重厚な血統に裏打ちされた成長力が目に見えて感じられる、待ち望まれていた「心身の成長」が実感できたレースだったと思います。
 
 
これで結果がついて来てくれていれば最高だったのですが、残念ながら勝ち馬には僅かに及ばずの2着。
 
上がり3Fの時計35.9も勝ち馬コスモジャーベの時計(35.6)には及ばなかったものの、あちらが3角手前からアクセルを踏み続けるような競馬だったのに対し、クレッシェンドラヴが追い出せたのは直線の入り口=残り300mを切った地点。
 
そこからスピードに乗るのにも時間が掛かり、トップスピードで走れた距離は100mあるか無いかという程度だったと思いますから、もう少し早く進路を取れていれば、外に出すタイミングがあと一歩早ければ…と思わずにはいられません。
 
まあ、実際のところ(上に書いたように)3コーナーから後続が捲ってきた影響で先団外に差し馬が殺到して外への進路が無くなった、という不運が大きかったのかなあと。
 
あの形でも、クレッシェンドラヴにもう少し瞬発力があれば勝ちきっていた(あれば苦労はしないのですが…)レースだったとは思いますから、今回は流れが悪かった、運が悪かったと言う他なさそうです。
 
 
とはいえ、そんな「流れ不向き」の中で一定以上の結果を出せたことも収穫の一つ。
 
勝ったコスモジャーベは1000万条件での2着が2回あるような馬ですから、これとの比較からクレッシェンドラヴにも上のクラスで通用以上の競馬が出来る下地は十二分にある、と考えるのは決して贔屓目だけの見方ではないでしょう。
 
実際、専門誌の戦評でも「力負けではない」と明言されていましたし、専門家たちからの評価も高いよう。
 
もちろん、我らがクレッシェンドラヴへの期待度的には「1000万条件でも通用」程度の活躍では満足できませんが、能力の最低保証のようなものが付いたのは何よりだったと思います。
 
 
・・・とまあ、負けたとはいえ将来への期待が高まる一戦になりましたが、勝ちきれなかった以上はこの後のローテーションを考え直していかないといけません。
 
ここを勝てば問題なく「セントライト記念から菊花賞へ」というプランが履行できたのですが、このままセントライト記念へ直行となると出否は抽選次第、頭数が揃えば非抽選除外となる可能性も十分ありますからね。
 
ここからどうするのかなと思っていましたが、レース後のコメントでは「同じく長丁場への続戦を意識」とのことで、(おそらく)次走は札幌の2600m戦あたりが有力なのかなと。
 
秋につなげていくためにも、何とか早めに2勝目を決めておきたい」というのは本当にその通りですし、次でキッチリ仕留められればトライアルにもまだ間に合うはず。
 
今回の走りから現級での力上位は明白ですし、5ヶ月ぶりを叩いた次はキッチリと決めてくれるはずですから、次こそは最高の結果を期待したいところです。
 
 
 

週末の出資馬出走情報(7/22,7/23)

 
既報の通り、明日の福島8R・7月21日(土)福島8R 3歳以上500万下(芝2600m)に我らがクレッシェンドラヴが出走します。
 
前日夜22時現在のオッズは、単勝3.1倍の1番人気。
 
新聞の印も中々に厚く(馬三郎調べ)なっていますし、今回も上位人気での出走になる事は間違いなさそうですね。
 
また、気になる枠順は5枠7番に決定。
 
希望よりもやや内目、それも先入れの奇数番になってしまったものの、想定よりも頭数の揃ったここで黒帽や白帽を引いていたら目も当てられませんでしたから、総じて「中の下」くらいの枠運だったと思います。
 
 
今回は昇級初戦かつ5ヶ月ぶりの実戦になりますが、力さえ出し切れれば1勝クラスで足踏みを続けていて良い馬ではないと思いますし、前走比+400mとなる距離延長への魅力も大。
 
もちろん(?)調教での動きも相変わらず絶品、しっかりと乗り込まれて調子も好調をキープしていますから、ここでも「ケイコ通り」の走りさえ出来れば、いきなりからでも勝ち負けが見込めるのではないでしょうか。
 
 
ただし、今回の相手関係は今までにないほど強力なもの。
 
上のクラスでも入着実績のあるコウキチョウサン・コスモジャーベという2頭の降級馬を筆頭に、勢いのある3歳牡馬ドンリッチロードゼスト、現級で安定した成績を収めているレジェ、そして新進気鋭の我らがクレッシェンドラヴと、平場の500万条件とは思えないほどのメンバー構成になりました。
 
正直、平場戦のここにこれだけのメンバーが揃ったのは予想外でしたが、クレッシェンドラヴには秋に大舞台での活躍を期待している以上、500万クラスの上位組程度であれば圧倒するような走りを見せて欲しいもの。
 
降級馬を相手に好勝負ができれば上のクラスで通用する事の証明にもなりますから、現状の力試しにはちょうど良いメンバーになってくれた、と開き直って挑んでいくことになるでしょうか。
 
 
もちろん、格上相手に「力試し」をするためには「力」を出し切れなければ何にもなりませんから、道中からスムーズな競馬、周囲からプレッシャーを受けない位置での競馬を意識・徹底していくのは大前提。
 
5ヶ月の休養でパワーアップとリフレッシュを果たした新生クレッシェンドラヴの力を出し切って、今後がより楽しみになる競馬、そして願わくば秋の大舞台へと繋がるような競馬をしてくれれば、と思います。
 
 
 
 
そして、日曜中京2R・7月22日(日)中京2R 3歳未勝利(D1800、牝馬限定戦)には、世代最後の未勝利馬となったブライトメモリーが出走します。
 
こちらは日曜日のレースで、枠順・前売りオッズ共に未確定。
 
それだけにレース展開の予想がし辛いものの、外目の偶数枠を引いて発馬を決め、前々の位置を取って粘り込むようなレースが理想でしょうか。
 
初ダートだった前走で3着に粘ってある程度のメドは立てたものの、前走は時計や相手関係に若干疑問符が付くようなレースでしたから、ダート2戦目のここでどれだけやれるか、というのは初勝利に向けての大きなポイントになりそう。
 
少なくとも、ここで前走よりもパフォーマンスを落とす、あるいはリズムを崩して再び大敗を喫する、といった結果に終わる事だけは避けて欲しいものです。
 
もちろん、前走同様に流れに乗ってスムーズな競馬が出来ればここでも勝ち負け以上の結果が期待できると思っていますし、理想を言えばここで決めてほしいところ。
 
ここに来て調教の動きが一段良くなり、馬体減の心配が薄れて状態も上がってきている印象がありますから、今回は3着に踏ん張った前走以上の走り、念願の初勝利を引き寄せる快走に期待したいところです。
 
 
 
育成馬を除く出資全馬を総動員して臨んだ7月の大攻勢は今週の2頭出しで一旦ピリオドとなりますが、最終週は2頭出しでの連勝も十分あり得るラインナップ。
 
クレッシェンドラヴの復帰戦は現地で、ブライトメモリーの未勝利戦は福島競馬場のモニター越しに、それぞれ勝利を強く意識しながら全力で応援したいと思います。
 
 

出資馬近況(7/20) クレッシェンドラヴ、いよいよ戦線復帰!

 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
クレッシェンドラヴ
 
17.07.20
 
7月22日(土)福島8R 500万下(芝2600m)に石橋脩騎手にて出走予定。
 
「昨日の追い切りでは、先行馬が遅くなったため、もう途中から動いていく格好に。それでも終いまで余力があったことですし、ここまで十分に稽古を積んできていますので仕上がりも良好ですよ。石川騎手が落馬負傷のため、鞍上は石橋脩騎手で。今日ゲート確認を兼ねて騎乗してもらい、レースに備えます」(佐々木助手)
 
「輸送してレース当日はおそらく490kgくらい。休養前と目方は変わりませんが、見た目にボリュームが出ていますからね。ここまでオープン馬並みの調教をこなせており、乗り込み量も十分。態勢は整ったと見てよいでしょう。気性的に脆い面がありますので、ゴチャつくのはイヤ。無理なく好位に取り付き、スムーズに流れに乗っていきたいですね。ここまで時間をかけてやってきましたので、初戦から頑張って欲しいところです」(斎藤厩務員)
 
 
 
 
今週の土曜福島8R・7月20日(土) 福島8R 3歳以上500万下(芝2600m)で復帰戦を迎えるクレッシェンドラヴですが、南ウッドでの最終追い切りもしっかりと消化し、福島行きの準備は万端といった感じですね。
 
 
もともと調教は動くタイプとはいえ、追い切りの内容は「良く動いた」で済ませるのは勿体ないと思えるほどのモノで、「オープン馬並みの調教」が出来ている、というのは決して誇張ではないでしょう。
 
この最終追いに限らず、夏前に美浦に戻ってからは毎週のように好時計を連発していますし、「目方は変わりませんが、見た目にボリュームが出ています」という馬体面の成長も含め、春先のリフレッシュで一皮剥けたのかもしれません。
 
もちろん、6月頭の帰厩後からここまでじっくりと乗り込まれて質はもちろん量の方も十二分に足りているでしょうから、態勢は間違いなく万全に仕上がっていると思います。
 
 
調教内容や周囲の評価、そして前走の勝ちぶりや負かした相手からしても能力は間違いない馬で、久々でも500万条件なら問題なく突破できる…と言いたいところなのですが、やはり問題になるのは精神面。
 
デビュー前から「注目の2歳馬」と言われながらも4戦連続で大敗を喫してしまっていたように、とにかくレースに行くと精神的な脆さが出やすいタイプで、好走にはいろいろと条件が付く・・・というか、「地雷を踏まずに走り切る」ようなレースをする必要があるでしょう。
 
特に、「揉まれる」「ゴチャつく」「包まれる」はどれも一発アウトになる危険性を孕んでいますから、テン乗りとなる石橋脩Jが上手くエスコートしてくれるかどうか、というのは好走凡走を分ける最大のポイントになりそうで、今回も道中はハラハラしながら見守ることになりそうですね。
 
力を出し切るための注文の多さが難点ではありますが、一方で注文通りであれば多少のロスは挽回できるだけの能力を秘めた馬だというのは前走で証明されていますし、スムーズならここでも勝ち負け以上が見込める馬なのは間違いないはず。
 
降級馬2頭を筆頭として、今回は平場戦とは思えないほど強力な相手が揃った印象ですが、その中に混ざっても素質は見劣らないと思っていますし、5ヶ月ぶりのレースでも楽しみは十分でしょう。
 
当日は私も現地まで足を運ぶつもりでいますので、前走同様にスムーズなレース、そして暑さを吹き飛ばすような快走に期待したいところです。
 
 

出資馬近況(7/20) ブライトメモリー、初勝利に向け態勢万全

 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
ブライトメモリー
 
17.07.20
 
7月23日(日)中京2R 3歳未勝利・牝(ダ1800m)に佐藤友則騎手にて出走予定。馬体重460kg(7/18測定)
 
「先週コースでビッシリやっていますので、今週はソフトな内容で。あまりやり過ぎて変にテンションが上がっても困りますからね。重たい馬場、単走でも、気分よく自分からハミを取って走っていましたので、引き続き状態は悪くありません。夏場を迎えてマイナス体重での出走になるとは思いますが、細くは映りませんので大丈夫。前走が示すようにダートの走りも良かったですから、今回もいい競馬を見せてくれるのではないでしょうか」(畑助手)
 
 
 
 
 
今週の日曜中京2R・7月23日(日)中京2R 3歳未勝利(D1800m、牝馬限定戦)に出走を予定しているブライトメモリーですが、月初に帰厩した後もしっかりと乗り込まれ、レースに向けての調整では順調に行っているようですね。
 
先週の動きはキビキビとしたものでしたし、軽めとはいえ最終追いの動きも上々。
 
問題の馬体減も「細くは映りませんので大丈夫」と、好走態勢はあらかた整った印象です。
 
また、今回タッグを組むことになった佐藤友則Jは、twitterとかで関西主場でも「助っ人騎手」としてよく見かける、笠松競馬のリーディングジョッキー
 
「先行して残す」というブライトメモリーの競馬スタイルに“追える“地方騎手はぴったり合うイメージで、ここは鞍上の好エスコートにも期待したいところ。
 
久々の好走だった前走の直後から感じている「良い流れ」をそのままに、ここで一気に初勝利を掴み取ってくれれば、と思います。
 

出資馬出走結果(7/16) エンジェルリード、合格点の初戦

 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
エンジェルリード
 
17.07.16
 
五分のスタートから、前半は5番手に位置。3角よりやや追走に手間取る格好となりましたが、最後まで気持ちは途絶えず、結果7着での入線となっています。
 
「稽古の時は追い出してから頭が高くなっていましたが、レースでは道中から上へ行くような感じで、もうひとつ進んでくれませんでした。馬自身に走ろうという気はあるものの、全体的に筋肉がついていないため、気持ちばかりが前に行き、体がついてこない状態。まだ細く映る体つきですし、これからつくべきところに筋肉がついてくれば、心身のバランスが取れてくるのではないでしょうか。本馬のような気の良さというのは、競走馬にとって本当に大切なこと。あとは成長を待ってでしょう」(柴田善騎手)
 
「調教で少しモタれるところがありましたので、ハミを替えていったところ、その辺は大丈夫でしたね。スタートも出ましたし、道中もちゃんと手前を替えて走っていたように、2歳のこの時期にしては上手な競馬。着順はともかく、内容自体は優等生の競馬をしてくれました。稽古同様、頭が上がってしまうのは、まだ体力や筋肉がついていないから。つくべきところに筋肉がついてくれば、次はもっといい競馬ができるものと思われます。芝も問題ないようですし、距離もこれくらいで良さそう。あとは、この後テンションが上がらなければ、ですよね」(尾関調教師)
 
◆ペースが上がるにつれて、まだ推進力が上へ上へと逃げてしまう格好になりますが、早い時期よりデビューを果たし、ある程度のポジションにつけて競馬の形を作れるあたりは、本馬の性格や操縦性の良さがあってこそ。これから筋肉量やパワーが伴ってくれば、着順も上がってくるものと思われます。なお、このあとは、「初入厩からゲート、レースと続きましたし、権利も獲れませんでしたので、ここは一旦放牧を挟んであげたい」と調教師。まずはリフレッシュを図り、さらに成長を促していきたいところです。(HTC)
 
 
 
 
まずますのスタートを切ると、少し押して先行する態勢。
 
1列目まで行きたい馬を前に行かせ、こちらは内枠を活かして先団インのラチ沿いに付け、1コーナーを回ります。
 
新馬戦にしては道中のペースが速く、向こう正面では後続馬群の鞍上の手が目に見えて動くように。
 
我らがエンジェルリードも向こう正面から3角あたりで一瞬遅れるようなところがあり、これは不味いか…という場面があったものの、3-4コーナーに入るあたりでエンジンが掛かったか、外に持ち出しながら加速を開始。
 
4コーナーでは先行集団の直後まで接近し、直線入り口では一瞬勝ち負けになるかという感じまであったものの、そこからの伸びは一息。
 
残り200m地点では内外の馬に挟まれて進路を無くす不利もあり、世代の一番槍を付けたエンジェルリードのデビュー戦は15頭中7着という結果に終わりました。
 
 
 
・・・と言うことで、エンジェルリード新馬戦は7着でした。
 
結果こそ振るわなかったものの、3コーナー辺りでのペースアップに戸惑ったこと以外は追走もしっかりしていましたし、直線入り口では一瞬勝ち負けまであるかという場面を見せるなど、内容的な見せ場は十分だったと思います。
 
また、今日のレースでは「少しずつピリピリしてきた」と言われていた気性面の悪さを見せる事はなく、ゲートへの寄り付きも良く、駐立もしっかり、発進もまずまず。
 
レース後には「本馬のような気の良さというのは、競走馬にとって本当に大切なこと」と、柴田善臣Jから「気の良さ」を褒めるコメントが出たりもしていますから、(現時点では)気性面の心配をしなくて良さそうなのも何よりだと思います。
 
 
また、前出のようにこの新馬戦は道中から流れが速く、ここで7着だったエンジェルリードの走破時計1.50.5は、土曜日の同条件の2歳未勝利戦で後続を3馬身千切ったニシノベースマンの勝ち時計1.50.8よりも0秒3速いもの。
 
実際のところ、このレースでエンジェルリードに先着した馬は勝ち馬も合わせて6頭いたわけで、「時計があるから勝ち上がれる!」という訳ではありませんが、極端に時計の遅いレースで大敗するよりはいくらかマシ(当社比)でしょうし、総合的に見てもまずまず合格点の新馬戦だったのではないかな、と思います。
 
 
この先に向けては、柴田善臣Jが言うように「あとは成長を待って」という所なのでしょうが、昨日の時点で気になった点があるとすれば、道中での頭の高い走りでしょうか。
 
スタート直後から頭の位置が一頭だけ高く、向こう正面でも馬群の中で一頭だけクビをピンと立てて走るエンジェルリードの姿が目立っていましたよね。
 
追い出されてからも頭があまり動かない走りで、直線入り口で外から伸びてきた2着馬マイティテソーロと併せ馬になったところのVを見てみると、走法の違い、クビの使い方の違いは一目瞭然でした。
 
もっとクビを使った走りが出来るように矯正できればベストだとは思うものの、走法の矯正は出来る場合と出来ない場合がある(単に馬の癖なのか、骨格や筋肉の作りからそうなっているのか)と言うことですし、その辺りのことは厩舎サイドの判断次第でしょうか。
 
一般的には、クビを大きく使って走った方が振り子の原理で推進力が出る、ストライドが伸びて有利と言われていますが、上のクラスにも独特な走法で走る馬はチラホラいますから、「この走法を極める」と言うのであればそれはそれで良し。
 
エンジェルリードの走る姿が成長と共にどう変わっていくのか、その辺りも見届けていきたいと思います。
 
 
初戦は1秒4差の7着でフィニッシュとなったものの、字面の着順よりも良い内容だったと思いますし、17-18シーズンの世代戦も楽しませてくれそうで何より。
 
これからの成長次第で勝ち上がりは十分に可能だと思いますから、放牧先で心身のリフレッシュと更なる成長を促し、暑さが少し和らぐくらいの時期に戻ってきてくれればと思います。
 
 

出資馬出走情報(7/16) エンジェルリード、初戦の走りは?

 
近況の方でもお伝えした通り、明日の福島5R・7月16日(日) メイクデビュー福島(芝1800m)に我らがエンジェルリードが出走します。
 
 
前日夜22時現在のオッズは、単勝15.4倍の5番人気。
 
新聞の印もまずまず付いていますし、Gallop紙面やPOGブログ内で「今週デビューの注目の2歳馬」として取り上げられたりもしていますから、「上位陣の一角」くらいの評価は頂けているようですね。
 
 
また、気になる枠順は3枠5番と相成りました。
 
先入れの奇数枠になってしまいましたが、ゲート試験合格時には尾関先生から「一緒に進めている2歳馬の中で、ゲートは一番安定している」というお話がありましたから、ゲートセンスの高さでカバーしてくれれば。
 
この枠から好発が切れれば好位に取り付くのは容易だと思いますし、そうなれば「切れなくても追ってしぶとい」というエンジェルリードの持ち味が引き出されるはず。
 
初戦を消化不良で終えないためにも、スタートはしっかりと決めて欲しいものです。
 
 
血統や調教が飛び抜けて良いという馬こそいないものの、混合戦という事もあって中々骨っぽいメンバーが揃った印象ですが、エンジェルリードの持ち味の生きる流れになれば「ある程度」以上の結果が出ても不思議ではないはず。
 
まずは無事の完走が何よりですが、出来ることならクラブの世代一番槍として世代戦を盛り上げられるようなレース、そしてエンジェルリードの素質の一端が見られるようなレースになってくれれば、と思います。
 
 

出資馬出走結果(7/15) ゼロカラノキセキ、踏ん張り切れず6着まで

 

今日の福島8R・7月15日(土)福島8R 3歳以上500万下(D1700m、牝馬限定戦)に出走したゼロカラノキセキは6着でした。


 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
ゼロカラノキセキ
 
17.07.15
 
差のないスタートから、道中は好位5番手につけて行ったものの、ラストは後続に交わされてしまい、結果6着での入線となっています。
 
「福島ダートでの理想的なポジションで競馬ができましたが、今日はちょっと前が流れてしまった分、最後で甘くなってしまいました。やはり距離の1700mはギリギリですので、それなりに走ってはくれても、勝ち負けとなるとメンバーやペースなど、色々なもの全てがうまく噛み合ってくれないと。どれか一つでも欠けてしまうと苦しくなってしまいます。この後は新潟。1200mでは短いですし、1800mは長いですから…。番組選択が難しいですよね」(戸崎騎手)
 
「内枠を活かしてソツなく好位で競馬してくれましたが、勝ち負けは後ろからの馬だったように、今日は道中が流れてしまいましたよね。1700mはギリギリですし、馬が飽きてしまうようなところもありますので、その辺も影響しているのかもしれません。1200mか1800mの二択であれば前者ですが、優先権なしでは使えない可能性が高いですから…。今後については、馬の状態を見ながら考えさせてもらいます」(尾関調教師)
 
◆現級勝ちのある馬たちを相手に、終わってみれば追い込み勢の競馬。道中の雰囲気は決して悪くなかったものの、ベストの距離とは言えない条件だけあって、もうひと踏ん張りとはいきませんでした。なお、このあとは、厩舎馬房の都合がつくようであれば、札幌のダート1700m戦を視野に。それが叶わないようであれば、距離優先で交流戦に向かうことも検討したいと思います。夏場を苦にしなさそうな馬だけに、なるべくレース間隔をあけることなく、次走を迎えさせてあげたいところです。(HTC)
 
 
 
まずまずのスタートを切ると、鞍上の戸崎Jは少し手を動かしながら位置を取りに行きます。
 
馬も鞍上からの先行指示にスッと反応し、先団インに取り付いて1コーナーへ。
 
ラチ沿いにピタリと付けながら2コーナー・向こう正面と無難に追走し、勝負所でも内を捌く競馬を選択。
 
上手く馬群がバラけたこともあって進路を確保し脚を使ったものの、追い出されてからはもう一つ伸びきることが出来ず、中々前を捕らえる事が出来ません。
 
そうこうしているうちに外から押し寄せてきた差し馬に交わされ、前を行く馬も結局捉えきれないまま、6番手での入線となりました。
 
 
・・・と言うことで、距離克服を目指して臨んだゼロカラノキセキの通算12戦目は6着に終わりました。
 
 
今回再び崩れてしまった要因は色々あったと思いますが、レース中から気になっていたのは「競馬が強気すぎるなあ」という点。
 
今日と同じようなレース運びをして最後に失速した2走前のレース後コメントで「行くか下げるか、メリハリのある競馬」が合うと言われていたゼロカラノキセキですし、距離への不安を抱えながら臨んだ今回は「差しに回して、終いでどこまで詰められるか」という競馬をするんじゃないかなあと思っていたのですが、戸崎Jが選択したのは先団での競馬。
 
ゼロカラノキセキは基本的には短距離が主戦場の馬で、1700mという距離は「乗り方次第ではこなせる」という程度の認識で良かったと思いますから、この距離で先行策から正攻法の競馬をしたのでは、最後にはガス欠で止まってしまうのも仕方が無かったかなあと。
 
また、3コーナーで一気に動いた馬がいたことで前が少し忙しくなり、結果的に差し馬のワンツーになってしまったのも誤算。
 
人馬ともに頑張ってくれたとは思いますが、今日は色々と運が悪かったかなと思います。
 
 
「ここで好走できれば今後の視野が広がる」と思っていただけに結果は残念でしたが、今回の敗因は「展開と距離」でハッキリしていると思いますので、次回はしっかりと巻き返してくれるはず。
 
その「次回」は札幌の1700m戦、新潟1200mまたは1800m戦、果ては三度の交流戦と様々な方向性があるようですが、いずれにしても「なるべくレース間隔をあけることなく」次走に臨もうというプランのよう。
 
次走がどのような条件でのレースになるのかは分かりませんが、ゼロカラノキセキが現級上位の力を持っているのは間違い無いと思っていますし、次こそは「らしい」走りを見せてくれれば、と思います。