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出資馬出走結果(12/10)血筋、だなあ… キングオブハーツ、ほろ苦デビュー

 
今日の中京競馬第5レース、12月10日(日)中京5R メイクデビュー中京(2歳新馬、芝2000m)に出走したキングオブハーツは7着でした。
 
 
 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
キングオブハーツ 
 
17.12.10
 
ゲートをソロッと出て、追っ付けながら後方から3頭目。3角より一集団になって直線を迎えましたが、なかなかスピードに乗り切れず、結果7着での入線となっています。
 
「稽古で乗せてもらった時も追っ付けていかないとスピードに乗れないような感じでしたからね。レースでもこうなるのではと懸念していたところ、その通りになってしまいました。まだ体が出来ていないうえに気持ちも入っていない段階ゆえ、ついて行くのが余計にしんどくなってしまうのでしょう。まだまだこれからの馬だと思います」(浜中騎手)
 
「抱えるところがひとつもなく、スタートからゴールまでずっと追い通しになりましたよね。稽古では徐々にスピードアップしていくので動けますが、実戦ともなるとゲートからですし、まだ体が緩い分、なかなかスピードに乗れない形。加えて気性も幼く、キョロキョロと周りを気にするため、余計に乗り切れない感じになってしまいました。今回の結果を踏まえ、次は何か馬具をつけていくことも検討したいと思います」(野中調教師)
 
パドックでは落ち着いているようにも見えましたが、「装鞍所では幼さを露呈して、かなり暴れていた」(厩舎陣営)ようですし、心身ともにまだまだ子供で、鞍上に促されていないと進んで行かない様子。「一度納得すれば落ち着いてくれるように学習能力はあります」ので、こうやって競馬を使っていく中でレースを覚えていってくれればと思います。なお、この後ついては、週明けの様子を見ながら検討していく予定です。(HTC)
 
 
 
スタートから後手を踏んでしまい、道中は後方から。
 
1週目のスタンド前から鞍上の手は動きっぱなしで、終始気合を付けながらの追走となり、道中から気の幼さを感じさせる競馬に。
 
直線に向いても脚を使おうとするような場面は見られず、後方ののままゴール板へ。
 
決してバテてはいないものの、最後は流すような格好で入線し、7着でレースを終えています。
 
 
 
・・・ということで、キングオブハーツのデビュー戦は、9頭立ての7着(2番人気)という結果に終わりました。
 
デビュー前の調教の動きからは考えられないような着順・着差となりましたが、そうなってしまった要因は明白で、関係者の談にもあるように「気性の幼さ」が全てでしょう。
 
上でも書いたように、鞍上の浜中Jは1コーナーから直線まで終始おっつけ通しで、馬の前進姿勢の薄さに手を焼いていた様子。
 
これはもう適性や能力云々の問題ではなく、今回は「競馬をしていない」と見るのが妥当でしょう。
 
この辺りの「内面の幼さ」が出てしまったのはレース前からの陣営の危惧の通りで、ある程度は覚悟していた結果でもありますから、この結果で今後を悲観するようなことは全くありません。
 
 
 
・・・それにしても、今日のキングオブハーツのレースは、なんとも既視感の強い一戦だったように思います。
 
当時の事を覚えておられる方は良くも悪くも印象に残っていると思いますが、調教の動きの良さで人気を集めること、追走の時点で後手に回ってそのまま見せ場なく終わること、そしてレース後に気性の幼さを指摘されるところなど、何から何まで半兄・クレッシェンドラヴのデビュー当時の姿とそっくりですよね。
 
レース前にも「半兄の事もあるので、デビュー戦は一歩引いて見ていた方が精神衛生上良いのかも…」と書きましたが、この調教での動きの良さ、そして実戦で見せる気性の幼さはハイアーラヴの系統の特徴なのでしょうか。
 
 
ともあれ、昨秋の新馬戦で1番人気を受けながら12着と大敗を喫した兄クレッシェンドラヴと同様、弟キングオブハーツのデビュー戦もまたホロ苦い結果となってしまいました。
 
しかしながら、もどかしい日々を過ごしながらも着実に力をつけていき、ついには重賞にまで駒を進めた半兄のように、いずれはキングオブハーツにも飛躍の時が来るはず。
 
まずは早期の勝ち上がりに向け、山積している課題を1つ1つ確実にクリアーしていってくれれば、と思います。
 
 
 
 

出資馬出走情報(12/10) キングオブハーツ、注目のデビュー戦

 
近況の方でもお伝えした通り、明日の中京競馬5R・12月10日(日)中京5R メイクデビュー中京(2歳新馬、芝2000m)に我らがキングオブハーツが出走します。
 
 
前日夜21時現在の前売りオッズは、単勝2.6倍の2番人気。
 
現時点で既にキングオブハーツを含めた上位人気3頭のオッズが抜けており、各誌の想定オッズを見てもアイスバブル・ステイフーリッシュとの完全な3強オッズとなっていますので、恐らくはこのまま3強の一角という評価、1~3人気での出走になるかなと思います。
 
 
また、気になる枠順は1枠1番と相成りました。
 
・・・いやいや、少頭数戦とはいえ初戦から白帽、どころか最内枠ですか。
 
まだまだ若さの残るキングオブハーツにとっては発馬のタイミングや道中のポジショニングが難しくなりそうで、正直な所この枠だけは避けたかったのですが…
 
まあ、決まってしまった以上は仕方の無い事ですし、この枠を活かした競馬ができるよう前向きに考えていくしかありません。
 
実際、レース前には陣営から「集中力を切らさないこと」が好走へのカギとして挙げられていましたから、最内発進なら周りに馬が多いポジションを取りやすくなる…というか、発馬さえ決めれば他馬の方から勝手に寄ってきてくれるはず。
 
もとより何が起こるか分からないのが新馬戦というモノですから、内枠が良い方向へと働いてくれることを期待しましょう。
 
 
育成段階からここまで順調に進み続け、入厩後の調教でも師の予想を上回る動きを見せていたキングオブハーツが、いよいよ臨むデビュー戦。
 
調教時計は出ていても内面はまだまだ未熟、半兄のこともあって新馬での走りは半信半疑というのが正直なところではありますが、キングオブハーツが現時点でも水準以上の素質を持っていることは間違いないと思いますし、乗り方一つで初戦勝ちのチャンスも十分あるのではないでしょうか。
 
 
ともあれ、今回は無事の完走を前提として、まずは今後が楽しみになるような走りを、そして何かキラリと光るモノを見せてくれれば。
 
その上で、実戦での結果が伴なってくれれば最高ですし、能力を出し切れればその可能性も十分にあるのでは…と、色気を持ちながら明日のレースを待ちたいと思います。
 
 

出資馬近況(12/7) キングオブハーツ、いよいよデビューへ!

 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
 
キングオブハーツ
 
 
17.12.07
 
12月10日(日)中京5R 2歳新馬(芝2000m)に浜中俊騎手にて出走予定。
 
「昨日も3頭併せの真ん中で一番早く手が動き始めたように、なにぶん気性がまだ子供。でも、本馬はそこから頑張って動いてくれるんですよね。能力がありそうですし、稽古の感触だけなら、初戦からそこそこやれそうな気もしますが、まだ放牧地にいる若馬みたいに他馬にジャレて遊びたがる感じですから…。現段階で実戦に即対応できるかどうかは、やってみないと分かりません。遅生まれですし、いきなりから結果を求めるのはちょっとかわいそうかなと。面白いところはありますので、長い目で応援して欲しいですね」(野中調教師)
 
「ポテンシャルは感じます。ただ、昨日もずっと仕掛けていないと気を抜く感じでしたからね。入厩直後に比べれば、まだ良いようですが、こういった気性面の幼さがありますので、いきなりからはどうでしょうか。期待半分、不安半分といったところです」(浜中騎手)
 
 
 
いよいよ今週末のレースでデビューを迎えるキングオブハーツですが、予定通り12月10日(日)中京5R メイクデビュー中京(2歳新馬、芝2000m)への出走を確定させ、6日にはCWでの最終追い切りも消化しました。
 
実は、先週の競馬で調教段階からタッグを組んでくれていた荻野極Jが騎乗停止となって鞍上が一時宙に浮いていたのですが、幸運にも(?)乗り馬不在で手が空いていた浜中俊Jを確保、そのまま最終追い切りにも騎乗してくれています。
 
 
その最終追い切りでは、鞍上の浜中Jが手綱を動かしてギアチェンジを促すような場面が見られたものの、エンジンが掛かってから一気に加速し、3頭併せの真ん中から抜けていく脚は見所十分。
 
これなら初戦からやれてもおかしくない、悪いところを出さなければまず変な競馬にはならないという手応えを掴むことができる、上々の最終追い切りだったと思います。
 
 
まあ、キングオブハーツは「あの」クレッシェンドラヴの半弟ですから、デビュー戦については一歩引いた目で見ているのが精神衛生上よろしいような気がしなくもないのですが、現段階でこれだけ動けるのであれば能力は確かなものを持っていると考えても良いでしょう。
 
加えて、(デビュー前は馬なりの調教が基本だった半兄とは違い)先週先々週と終いを伸ばす調教も敢行していますし、この動きを見せられると初戦から勝ち負けの競馬を期待せざるを得ないですよね。
 
 
ただ、陣営サイドのトーンは予想以上に(?)控えめなもので、野中先生・浜中Jともにキングオブハーツのポテンシャルの高さは認めつつも、随所で見せる気性の若さを気にしている様子。
 
確かに、調教段階から(上にも書いたように)浜中Jが馬にギアチェンジを促すような場面が見られましたし、心身に幼さを残しているのは間違いなさそうです。
 
ただし、気の若さを調教で見せたことによって、裏を返せば鞍上の浜中Jが「弱点を知っている」状態で実戦に挑めるわけで、これでこそ追い切りから跨ってもらった甲斐があるというもの。
 
当然、その辺りの「弱さ」も踏まえつつ弱点をカバーするような乗り方をしてくれることでしょうから、実戦に行ってのレース運びにも注目したいと思います。
 
 
ともあれ、陣営コメントを見るに今回のレースに向けては陣営と出資者とでやや温度差があるような印象を受けますが、「力を出せれば初戦から楽しめる」という思いは合致しているはず。
 
調教段階から陣営にとって良い意味で想定外の動きを見せてくれているキングオブハーツですし、実戦では野中先生を更に驚かせるようなレースをしてくれるのでは…と密かに期待しつつ、週末のレースを楽しみに待ちたいと思います。
 
 

出資馬近況(12/7) パワーバンド、年末デビューへ

 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
パワーバンド
 
17.12.07
 
美浦トレセン在厩。昨日は北馬場にて普通キャンター、今週ウッドにて追い切られています。
 
「稽古を進めていく中で少しずつ動きは良くなっていますが、先週水曜日の追い切り後に体重が結構減りましたので、先週末の速めは控えた次第。飼葉喰いに問題はないものの、まだ芯からしっかりしきれていないのかもしれません。進めていっても脚元に反動はありませんので、12月28日(木)中山5R 2歳新馬(芝1600m)でのデビューを目標に。ディープブリランテ産駒でもありますし、まずは芝から使っていく予定です。鞍上は、石橋脩騎手に依頼中です」(佐々木助手)
 
 
 
デビューに向けて美浦で調整中のパワーバンドですが、乗り込みを進めても脚元の具合が悪化するようなことはないようで、今週も南Wで僚馬との併せ馬を消化しています。
 
また、これまで木・日・木・日とカレンダー通り(?)時計を出していながら先週の日曜日には調教時計が出ていなかったのですが、これについては「先週水曜日の追い切り後に体重が結構減りましたので、先週末の速めは控えた」とのこと。
 
早くから乗り込んできていたとはいえ、未だ「病み上がり」の感もありますし、現状では「まだ芯からしっかりしきれていないのかもしれません」という佐々木助手の見立てが全てのような気がします。
 
それでも乗り込み自体は着実に進められており、今週の近況では12月28日(木)中山5R 2歳新馬(芝1600m)でのデビューが目標となっていることが明らかになりました。
 
また、レースでのパートナーも「石橋脩騎手に依頼中」ということですから、「このまま順調なら」という枕詞は付くものの、年末のレースでデビューとなる線が濃厚のようですね。
 
 
個人的には、(脚元の事もあるので)まずはダートで下ろすのでは…と思っていたのですが、陣営は芝のマイル戦を選択。
 
疑似的にとはいえ代表馬としてサトノアラジンリアルスティールがいるディープ×ストームキャットの配合を施された馬ですから、陣営の見立ての通り芝のマイル戦は合いそうなイメージですよね。
 
母や半兄半姉は一様にダート戦で活躍していますが、父がディープブリランテに変わるパワーバンドは芝適性も備えていると思っていますので、あとは使った後に脚元への反動がないことを願うばかりでしょうか。
 
現時点での脚力の見極めや仕上がり具合についてはまだまだこれからといった感じですが、ここに来るまでに色々なことがあったパワーバンドですし、まずは年内のデビューが見込めるレベルまで進むことができたことを喜んでおきたいところ。
 
ここからは月末のレースを楽しみに、このまま無理なく順調に進んでいってくれることを祈るのみです。
 

出資馬近況(12/7) エンジェルリード、年内にもう1戦?

 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
エンジェルリード
 
17.12.07
 
美浦トレセン在厩。まずは運動のみで、レース後の様子を窺っています。
 
「まだ力がつききっていない中、前走も渋太く頑張ってくれましたよね。ひとまずレース後も骨瘤は平気そうですので、年内もう一走ぐらいはできるかもしれませんが、詳しくは跨ってみての感触も含めて。次走に関しては、これから進めていく中で慎重に考えていきたいと思います」(尾関調教師)
 
 
先週のレースで4着と頑張ってくれたエンジェルリードですが、レース後は軽めの運動にとどめ、まずはダメージの回復状況を窺っているよう。
 
この後の様子次第では「年内もう一走ぐらいはできるかもしれません」という事ですが、続戦か放牧かといった今後の方向性が決定するのは、もう少し先になりそうですね。
 
この馬のことについてはスタッフの方々が的確に判断して下さっていると思いますし、進退の見極めも厩舎陣営に「おまかせ」してしまって良いはず。
 
現時点でも思いのほか(?)頑張ってくれているとはいえ、本質的にはまだまだこれからという感じの馬ですし、優先権があるとはいえ慌てず焦らず、この馬のペースで進めていっていただければ…と思います。
 
 

ゼロカラノキセキ引退、お疲れ様でした

 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
 
ゼロカラノキセキ
 
 
17.12.05
 
患部の痛みが落ち着いてきたことから、本日、いったん近郊のリバティホースナヴィゲイトへ移動。近日中に競走馬登録を抹消することになりました。なお、出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、詳細を書面にてお送りいたしますので、発送まで今しばらくお待ちください。
 
 
17.12.06
 
本日、競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細を書面にてお送りいたしますので、到着まで今しばらくお待ちください。皆様からのご支援、ご声援に対しまして心より御礼申し上げますとともに、アクシデントによる急な引退となりましたこと、深くお詫び申し上げます。
 
 
 
先週の調教中に右前種子骨を骨折、獣医師から「現役続行は難しい」と診断されていたゼロカラノキセキが、今日付けで競走馬登録を抹消しました。
 
近走内容から現級の突破、そして中央初勝利はもう目の前という雰囲気があっただけに、調教中の骨折によって無念の故障引退となってしまったことは本当に残念でなりません。
 
 
同世代のベイビーティンクと同様、広尾TCへの正式入会と同時に出資した、スイートマカロン'13ことゼロカラノキセキ
 
育成段階での頓挫の影響でデビューが遅れ、美浦トレセンへの初入厩は3歳の3月と、同世代の4頭(アカラ、ベイビーティンク、ルックオブラヴ、ゼロカラノキセキ)の中で最後の入厩となりました。
 
この時点で同世代の他3頭は既にデビューも済ませており、それまでの経緯から「デビューは出来ても、勝ち上がりを望むまでは…」と、勝ち上がりに対してはかなりネガティブに考えていたことを覚えています。
 
 
しかし、いざトレセンレベルでの調教に入ると評価が一変。
 
速いところを乗ってもへこたれない強さ、そしてスピード能力の高さを感じさせる動きを見せ、実戦への期待度が一気に上昇することに。
 
トレセンに入って「牧場では問題なく乗り込めていたが、実戦形式の調教ではついて行くのがやっとで…」と評価が下がることはあっても、この馬のように「トレセンに入って評価が良い方向に大きく変わる」ことは、かなり珍しいのではないでしょうか。
 
 
迎えたデビュー戦は9着に終わりましたが、これを叩いて臨んだ2戦目では大きく変わり身を見せ、2着に敗れたものの中央初連対をマーク。
 
その後は人気を背負いながらも勝ち切れないレースを続けたものの、スーパー未勝利への出走権利を捨て「ラストチャンス」として挑んだ川崎の交流未勝利戦・オーガストフラワー賞を見事に勝利し、悲願の初勝利を達成。
 
私にとってもこれが一口初勝利で、それまでの苦労と合わせて今でも思い出深い一勝です。
 
 
その後も堅実に走り続け、500万条件昇級初戦では10番人気の低評価ながらあわや勝ち切るかという見せ場を作っての5着、以降も9戦して掲示板を外したのが3度だけという抜群の安定感を見せ、中央未勝利の身ながら獲得賞金は1600万円オーバーという孝行馬に。
 
近走は距離が少し長いかと見られていた1700m戦でも安定した結果を出し、得意の1400m戦に戻して今季こそは中央初勝利を・・・と息巻いていた矢先の故障。
 
 
過ぎてしまったことではありますが、今後の更なる活躍を期待していた一頭だけに、重ね重ね残念です。
 
 
 
また、私にとってゼロカラノキセキはもう一つ、一口出資の輪を広げてくれた馬でもありました。
 
例えば、デビュー前のパワーバンドスイートマカロン'16は「ゼロカラノキセキの半弟だから」というのが主な出資理由でしたし、現役で頑張ってくれているエンジェルリードも「ゼロカラノキセキと同じ尾関厩舎の管理馬だから」出資を決めたという背景があるなど、人馬を問わず色々な縁を結んでくれた一頭。
 
 
人や馬との様々な繋がりを作ってくれた馬、そして一口初勝利をプレゼントしてくれた出資馬として、私にとっては生涯忘れ得ぬ一頭です。
 
 
 
・・・その他にも書くネタが山ほどある馬で、文章にするとまだまだ長くなるので、今回はこの辺にしておきます。
 
 
ハナシの主役となるゼロカラノキセキは現在、現役時代に外厩先として使っていたリバティHNに移って更なる移動のタイミングを窺っているよう。
 
ここから機を見て北海道へ戻り、牧場へ帰ることになる…と思うのですが、競走馬登録の抹消によってゼロカラノキセキは「クラブ所属馬」ではなくなってしまいますから、ここから先のことは、もしかしたら「近況」としては発表されないのかもしれません。
 
幸いなことに、クラブの情報によれば繁殖には上がれるという事ですから、まずは住み慣れた(?)外厩先でゆっくりと休んで患部を治し、里帰りの準備を済ませてもらいましょう。
 
 
さて、突然のアクシデントによって強要される形になってしまいましたが、ここからは「母」ゼロカラノキセキの挑戦が始まります。
 
引退後の競走馬にとって、繁殖としてのステージが用意されているという事は本当に幸運ですし、競走馬とその出資者として彼女の競走生活に少しでも関わった者にとっても喜ばしい限り。
 
競馬場で産駒の活躍が見られる日を、そして、いつか北海道で再び会える日を、心から楽しみにしています。
 
 
 
 

 

出資馬出走結果(12/2) エンジェルリード、連続好走で今後にメド

 
昨日の中山競馬3R・12月2日(土)中山3R 2歳未勝利(芝2000m)に出走したエンジェルリードは4着でした。
 
 
(広尾サラブレッドクラブ様より許可をいただき、公式サイトの情報を転載しております)
 
 
エンジェルリード 
 
17.12.02
 
揃ったスタートから、道中は好位3~4番手の内。前残りの展開に乗じて今回も粘り腰を見せ、結果4着での入線となっています。
 
体幹など全体的にまだ出来上がっていない馬ですので、その辺も合って、返し馬から首の高い走り。レース道中は何とかカバーして走ってくれたものの、追い出すとやはり頭が上がり、推進力が上へ上へと逃げてしまい、スピードに乗りきれませんでした。それでも馬自身に走る気があり、少し高めのテンションも我慢が利いている状況。馬込みの中での競馬になっても大丈夫でしたので、持っているモノはあると思います。あとは稽古で工夫したり、成長によってパワーアップしてくれば、もっと首を使えるようになってくるのではないでしょうか」(北村宏騎手)
 
◆まだまだ細身に映る体つきですが、それでも走る毎に着順を上げてくれるあたりは心臓の強さや気持ちがあってこそ。今はまだセンスだけで残している状況ですので、今後の調教によって走行フォームを身につけ、実戦経験によりパワーアップを図っていければと思います。なお、再び優先権を取得したものの、次走については、あくまでもレース後の心身の状態と相談をしながら。調教師と共に引き続き慎重に検討していく構えです。(HTC)
 
 
 
最内枠からまずまずのスタートを切ると、少し押しながら先団へ。
 
そのまま前目のポジションに取り付くと、外からハナを主張してきた逃げ馬を行かせ、こちらは2列目のインに控えます。
 
これで隊列はすんなりと決まり、道中は13秒台のラップが連発するスローの流れに。
 
3コーナー辺りからペースが上がり始めても鞍上の手は動かず、4コーナーから直線に向いても手応えは楽。
 
直線入り口で上手く外に出し、これはもらったか!と思わせるシーンまで作ったものの、この展開では前を行く2頭も止まらず、前との差がなかなか差が詰まりません。
 
それでもエンジェルリード自身もしっかりと脚を使い、後続の追撃は抑えて懸命に前を追撃。
 
結局最後まで前の2頭は捕まえられず、大外から一気に伸びてきた3着馬にもゴール前で差されたものの、それ以外の馬には抜かせず、併走の形になっていた内の馬も抑えて4着でフィニッシュ。
 
前走の5着に続いて今回も4着と共に人気以上の着に入る連続好走を見せ、勝ち上がりにある程度のメドを立ててくれました!
 
 
・・・ということで、エンジェルリードの3戦目は4着(5番人気)でした。
 
着順は久々の伝統芸、久々を叩いての一気の勝ち上がりも成りませんでしたが、いやいや、良い意味で想定外の好結果だったと思います。
 
前走は5着とはいえかなりイレギュラーなレースで、多頭数戦になった今回は正直なところ半信半疑・・・どころか三信七疑くらいの気持ちで見ていたのですが、(ペースに恵まれた面があるとはいえ)王道の先行策から堂々の4着健闘と、予想以上に頑張ってくれました。
 
調教での動きも相変わらずで、戦前は単勝14.7倍の5番人気でも「ちょっと売れ過ぎかなあ」と思っていたほどでしたから、これはエンジェルリードには謝らないといけませんね。
 
 
外の馬を突っぱねて逃げの形に持ち込んでいればもう1つ2つ上の着順まであったかなと思いますが、4角先頭の形からメンバー中3位となる3F=35.9で上がった勝ち馬を抑えるまでは難しかったかなとも思いますし、「逃げなくても上位に来られる、揉まれる形でも十分にやれる」という面を確認出来たことを考えると、今回の競馬内容は十分に合格点をあげられるモノでしょう。
 
また、実戦の中で「ゲートをしっかり出る」「鞍上の指示ひとつでインに潜れる」といった持ち前の「気の良さ」が再確認できたのも収穫。
 
今回の好走で考えられる競馬の幅がさらに広がったように思いますから、初勝利に向けてまた一歩前進してくれたと思います。
 
 
今後については「レース後の心身の状態と相談をしながら。調教師と共に引き続き慎重に検討していく」とのことで、必ずしも優先権の有効期間中に続戦していくという訳では無さそう。
 
ただ、「完調手前くらいで数を使っていく」というのが基本的な方針だったと思いますし、レース内容的にも戦後に大きな反動が出そうな感じまではしませんでしたから、年内にもう1回くらいは見られるかな、と思っていたり。
 
もちろん、詰めて使っていくことによる気性面への悪影響を考慮して「STOP」の方向性が出されるのであれば素直にお休みに入っても良いと思いますし、その辺りは敏腕の尾関先生がしっかりと見極めてくれるはず。
 
初戦より2戦目、2戦目よりも3戦目…と一歩一歩確実に前進してきてくれていることですし、このままエンジェルリードを良い方へ良い方へと導いていっていただければ、と思います。